寺子屋のススメ

毎週土曜日の午後に『寺子屋クラス』というものを設けています。

と言っても、何かの授業をしているわけではありません。

『寺子屋』は塾生のために自習室を開放し、自学自習に取り組む時間です。
もちろん分からないところがあれば、講師に質問することもできます。

さて、先週土曜日はそんな寺子屋クラスが大盛況でした。
中学生の総合考査、高校生の期末試験がともに1週間前なので
子どもたちは試験勉強のために塾を訪れます。
いつもこの時期は机が足りなくなってしまうんじゃないかと心配になります。

学校のワークに取り組んだり、分からないところを質問したり、過去問に挑戦したり。
それぞれが今必要な学習に取り組んでいるのですが、この寺子屋クラスの良いところは
学年が関係なく同じ教室で勉強していることです。

成績にピリピリしている高校生。
初めての総合考査に不安と期待をもった中学生。
お兄ちゃんについて来た小学生。

先輩は後輩のお手本になるように。後輩は先輩をお手本にして。
学年別の通常授業にはない雰囲気が寺子屋にはあります。

そして、やはり受験を乗り越えた高校生たちは勉強の仕方が上手です。
何を勉強しないといけないか、何を質問すればいいかをしっかり分かっています。

入塾してすぐの中学1年生はよく 「何を勉強したらいいか分からない」 と言います。
そんなときは是非この寺子屋をご利用ください。
まずはそれぞれに合わせた課題を講師が指示します。
それに取り組むと必ず自分一人で解決できない問題が出てくるはずです。そしたら先生に質問。
このサイクルを繰り返すと、自ずと『勉強の仕方』と言うものが見えてくるはずです。

勉強の仕方を勉強する時間。それが寺子屋です。