自律と自立を育むシンガポールの学習塾
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平成30年7月豪雨チャリティー授業

大阪北部地震から一か月も経たない中、西日本を襲った豪雨は想像もつかない災害となり、多くの方々が被災されました。
亡くなられた方々の冥福をお祈りするとともに、日常生活を奪われた多くの方々が一日も早く安心した生活を取り戻すことができるよう心から願います。

ここシンガポールでも時折スコールにより下水が溢れ、ビルが冠水することはありますが、例えば今回のような土砂災害や河川の氾濫などの心配はほぼありません。

『大雨の時に、川の様子を見に行ってはいけない』

といった、いわば防災のための基礎知識も、教育現場特にインター校や現地校ではなかなか学ぶ機会がないように感じています。

そこで今回は、年齢別にテーマを分け、まずは今回の災害について知り、そして考えてもらう授業を実施しました。

(子どもたちがこの授業に参加してくれた受講料は全額、西日本の被災地へ送ります。また「都合で授業に参加できないから」と募金をしてくださった方もたくさんいらっしゃいました。
本当に本当にありがとうございます!)

さて、そのテーマは以下のようなものでした。

◆小学校低学年:日本の季節と天気の変化

◆小学校高学年:災害報道から読み取れること

◆中学生;災害ボランティアとは

こういった災害の学習は、特に小学校低学年に「どう」伝えるか、ひじょうに難しいです。

いたずらに恐怖心だけをあおってしまってはいけないし、子どもの心に傷をつけてしまってもいけません。

にもかかわらず、私自身うまく学ばせることが出来ず、たくさん失敗も重ねてきています・・・。

今回、参加してくれた子どもたちは一様に高い関心をもって授業に臨んでくれました。

とってもよい質問も出て、真剣に学んでくれました。

有難いことだ、と感じます。

正解のない答えに取り組んでいかなければならない現代社会。

このような機会、というのは不謹慎な発言であることを承知ですが、私たちは子どもたちに学んでもらいたい、そう強く願います。

石川