自律と自立を育むシンガポールの学習塾
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【インターナショナルスクールフェア2018】にて

こんにちは。川口です。

本日10月7日(日)、日本人会で開催された「インターナショナルスクールフェア」に参加してまいりました。

シンガポール初のインターナショナル校による合同説明会ということで、たくさんの方が来場されました。
(用意されていた椅子だけでは足りなくなり、途中で追加するものの、立ち見の方もいらっしゃる……という状況でした!)
本当にシンガポールにいらっしゃる日本人の皆様の教育への関心の高さがうかがえますよね。

 

各校のブースには日本語の通訳の方もいらっしゃいましたので、多くの方にとって情報を集める貴重な機会になったのではないかと思います。

参加していたインターナショナル校は下記の5校でした。

Australian International School
Dover Court International School, Singapore
GEMS World Academy (Singapore)
ISS International School
Marlborough College Malaysia

そんな中、今回のフェアの冒頭でお時間をいただき、教育者の視点から「シンガポールにおける教育の選択」というテーマでお話をさせていただきました。

 

具体的なインターナショナル校の特色などは、各校の担当者の方がお話しされるので、私からは「これから求められる教育」という点や「インターナショナル校で期待できる学び」「将来の進路(日本に本帰国される場合)」「母語としての日本語の重要性」などについてお伝えしました。

 

まず、海外でありながら教育の選択肢の豊かなシンガポールは本当に恵まれた環境だと思います。
学校の選択にしても、日本人学校・インターナショナル校・現地校など様々です。
また、習い事にしても、学習塾を始めとして、アート系やスポーツ系など、日系だけでもたくさんの選択肢があります。

 

しかしながら、こうした環境は恵まれていると同時に「どれを選んだらいいの?」という悩みの種にもなりえます。
もちろん、それぞれに特色やメリットがあるわけですから、お子様にあったものを……と思うわけですが、「では、何を基準に選ぶのか?」と新たな悩みを持たれる方も少なくないと思います。

 

今回はそうした状況を踏まえた上で、「どんな教育がこれから求められるのか?」という点からお話しさせていただきました。

例えば、
知識偏重ではない思考力重視の学び
国際的なコミュニケーション能力
異なる文化的背景を持つ他者の中での自己の確立……などなど。

まさにインターナショナル校で期待できる学びと重なる部分が多々あり、それがインターナショナル校で学ぶことの魅力の一つになり得るのではないでしょうか。
その後の各校のプレゼンテーションでは、より具体的に学校の取り組みについて紹介がされていました。
(あのような形で一度に複数校のお話がうかがえるのは本当に貴重な機会だと思います!)

 

一方で、英語を学習言語の軸にしていかれる場合に気をつけていただきたい点もあります。
思考力を育てる「母語」としての日本語をどうやって育んでいくかという点です。
日々の中で本当に考えさせられるテーマですよね。

私自身は、「4技能のバランス」と「知識・分析・思考・表現のサイクル」がとても大切だと考えています。
単純に数値化できない部分もしっかりと評価しながら、自己形成の基盤の一つとして「母語」をどうやって確立していくか。
幼児から高校生までを指導していく中で、その重要性を実感する場面はたくさんあります。

 

今回は「インターナショナルスクールフェア」ということで、それに焦点を当てたお話となりましたが、シンガポールにはそれ以外にも選択肢があります。
それゆえに、どんな教育を選択していくのか、という悩みもつきません。
本日は限られたお時間でしたが、少しでもご来場の方々の参考になったのであれば幸いです。
個別ブースにもたくさんの方にお越しいただき、誠にありがとうございました。

 

今回、ありがたいことにこうした機会を頂戴したことで、私自身にとっても改めて教育を見つめ直す貴重なきっかけになったように思います。
これからも日常の中での小さな気づきを大切にしながら、そこで得たものを授業を通して子どもたちに還元していきたいです!

 

川口