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総合学習「目の見えない生活」

どうも、この前イヤホンで音楽聞きながらノリノリで料理(カップラーメン)を作って、食べたらめっちゃ冷たかったです、永渕です。ノリノリで作りすぎて、お湯を沸かさずに作っていました。疲れているのかな・・・。

さて、本日小学生高学年向けの総合学習学習を実施したのでその話について書きます!

テーマは「目の見えない生活」

このテーマは、いつか僕が先生になったときに子どもたちに伝えたいなと思っていたテーマでした。私今はこんな頭やってますが、中学生の時は生徒会に所属しており、盲学校の方と交流を重ねていました。目が不自由な方の凄さだとか、ゴールボールの楽しさ、更に「しょうがい」ってなんだろうと真剣に考え始めたのがこの時からで、大学時代に青年海外協力隊に行くか、特別支援系の大学院の2択で迷った程です。

授業の冒頭では、「この世の誰かが不自由ならば、それは科学技術の"怠慢"である。」という言葉から「しょうがい」について考えてみました。この言葉は、科学技術が発達したおかげで、視力が多少悪いぐらいであればメガネやコンタクトで補えるように、更に更に科学が発展することで、現代でいうみんなの「不自由なところ」「苦手なこと」を補うことができるようになることを示しています。

ここで生徒に、「もちろんそれも必要不可欠なことなんだけど、果たしてそれだけでみんな不自由しない優しい世界になるかな?」という問いかけをしました。反応としては、首を振る子、うーんと考える子様々でしたが、授業の導入としてはうまくいった気がしています。

ここからは、実際に目の見えない「しょうがい」を紹介しました。まず子どもたちに気づいてほしい学びは、「同じ"目の見えない人"だからといって、ひとまとめにしてはいけない」ということ。

そこで私は、日本には約32万人、世界には約2億8500万人、視覚「しょうがい」のある方がいるという事実を紹介し、次に"同じ見えない"でも色々な見え方があるということを、みんなの「苦手なこと」に例えて紹介しました。それぞれの「苦手なこと」を解消し、誰もが住みやすい優しい世界を作るためには、1つの視点ではいけないことに気づいてくれたかなと思います。

授業の中盤には、動画で目の見えない人の生活を紹介しました。ここでの意図は、実際に目の見えない人の生活を知ってほしいと同時に凄い!と思ってほしかったのです。動画は、フリー・ザ・チルドレン・ジャパンさんが公開してらっしゃる石田由香理さんの動画です。保護者さんの方もぜひ視聴なさってみてください。

動画とは別に、パソコン・スマホ・アプリ・点字・白杖なども紹介しました。生徒のみんなは「白杖SOSシグナル」が40年前に作成されたにも関わらず、広く周知されず、視覚「しょうがい」のある方も使いたがらない理由考えてみてくださいね。

授業の終盤では、「わたしたちができること」についてみんなで考えました。そこで例に挙げたのが触地図です。日本の駅やショッピングセンターに設置されているのをよく見かけますよね。便利なのは間違いないですが、トイレに行きたい人が居たら、気づいた人がトイレに連れて行ってあげた方が早くない?と問いかけると確かにー!の声が。そもそも触地図を見つけるまでが大変!という意見が生徒の方からでてきたのにはびっくりさせられました。

じゃあ、どうやって声を掛けて連れていくかな、と話しになったときに「手引き」のやり方を指導しました。学んだあとには2人ペア―になり片方がアイマスクをし実践しました。様々な感想が飛び交っており、少しでも全盲の方の気持ちを感じてもらえたのかなと思います。

ずっと実施したいと考えていた授業だったので、言い回しにも極力気を払い教材も何度も作り直しました。本当はゴールボールの体験もやりたかったのですが、またの機会に!少しでも子どもたちが「しょうがい」について考えるきっかけになれていたら嬉しいです。

「しょうがい」が「個性」と言い換えれるような優しい世界を目指して・・・!  ではまた!

永渕