自律と自立を育むシンガポールの学習塾
学習塾KOMABAシンガポール
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総合学習「雪国の暮らしと民話」

 

こんにちは。本日は、久しぶりに山谷より配信させていただきます!

 

つい先日、母から地元の写真が送られてきました。

その写真、真っ白でした。

画面の90%は白色。。なんだと思いますか?

・・・

・・

 

そう、雪です。雪なのです!!

 

 

不覚にも、12月であるということを脳内がまだ認識していませんでした。

シンガポールの常夏が、私の海馬に「冬」を払拭させようとしていたようです。

 

しかし、18年間過ごした青森の冬。私の記憶に深く根付いている暮らしです。

 

冬の思い入れは本当に強く、思い返せばいろいろなことがたくさんあります・・・

 

近所の子供たちで集まって、超巨大雪だるまを作ったり、大きなつららをおやつがわりにかじったり(笑)

家族とスキー場へ足繁く通い、転んでは泣き、姉を追い越しては笑い…

子どもって、なぜでしょう。雪があれば永遠と遊んでいられます。

姉がいないときは一人でも庭に駆け出していきました。あ、犬とともに。

 

しかし、人間関係と一緒で、ながく雪と付き合っていくと、当然ながらマイナスな面も見えてきます。

 

特に、私の住んでいたところはいわゆる”THE 田舎”。

広大な平野だったので、あたりは田んぼだらけ。吹雪を遮るものはありません。

そのため、毎年必ず1回は道路が雪の壁で封鎖され、外出はもろとも家から出られず学校をお休みする日がありました。

アンテナも雪で覆われるせいで電波が悪くテレビもろくに見られず。どこにも行けず。

やれること(というかやらなければいけないこと)といえば、ただ一つ。

 

雪かき。

 

なんだか、阿部公房の作品「砂の女」みたいだなあと思います。(違うか?)

 

話はそれましたが、

つまり!雪は時に楽しく、時に厳しいのです。

 

そんな思いをシンガポールの子どもたちにも伝えるべく、今回の総合学習では「雪国の暮らしと民話」というテーマでやらせていただきました。

 

雪とともに暮らす人々には、楽しいことだけではなく大変なこととも付き合いながら生活しています。

 

これを、人々の暮らしのなかから伝えられた”民話”を通して雪国の暮らしを考えていきました。

今回取り上げた民話は「かさじぞう」です。

ほとんどの子どもたちが知っている内容ではありましたが、今回は雪国の大変さを知るという観点で紐解いていきました。

特に昔は、現代のように生活環境が整っていないので、スーパーやコンビニはありません。

冬は寒さや雪のせいで農作物が育たないため、内職をして生計を立てるしかありませんでした。

しかし、そのものが売れないと、そもそもお金を稼ぐことができず、今日の食糧確保さえ困難な状態です。

 

そんな厳しい状況だからこそ、雪国の人たちは様々なくふうをして暮らしています。

クイズ形式でそのくふうについて考える時間では、子どもたちからたくさんの意見が飛び交いました。

想像以上に鋭い視点で物事を捉えている姿は、決して雪国の暮らしに対して客観的な視点ではなく、「もし自分がそこに暮らしていたら…」と視点を置き換えて考えることをしていたからだと思います。

 

この授業を通して、国やそれぞれの地域によってその暮らしの環境は変化すること、また、厳しい状況下だからこそ人々は互いに協力したり工夫をしたり、の土地をどう活かすかを考えながら現在に至るまで暮らしを続けている、ということを考える時間として何か感じるものがあれば、うれしいです。

もしも冬の時期に雪国に行く機会があれば、もっといろいろな工夫を見つけてみてくださいね。

 

長くなりましたが、以上山谷からの総合学習レポートでした!

 

山谷☃