2024年9月16日
「春は出会いと別れの季節だ」とはよく言ったもので、シンガポールで日々生活をしていると特にそれを実感します。
本帰国や日本の学校への進学など…避けられない別れではありますが、巣立っていく生徒たちを見送る度に、寂しい思いで胸がいっぱいになります。
そんな中で、何よりも嬉しいのが、巣立っていった生徒たちが再び教室に顔を出してくれることです。
かつて中学生だった子が、四月からはもう大学一年であったり、ある子は高校進学の報告とともに会いに来てくれたり、はたまた別の子は久しぶりに会ったら、驚くほど身長が伸びていたり。ささいなことでも、懐かしい笑顔とともに報告してくれる小さな変化や成長が何よりも嬉しい「お土産」です。
成長した子どもたちの姿を見ていると、こちらもまだまだ頑張らねば!という気持ちになります。
こんな風に出会いと別れの多いシンガポールだからこそ、これからも一つひとつの縁を大切にしていきたいと思います。
いつでも子どもたちが安心して帰ってこられるような、そんな塾でいられたら何よりです。
川口