受験生と春期講習会

春期講習会真っ只中です。

そして新中学３年生＝受験生は今年もがんばっております。

講習会におけるKOMABAの中３時間割には特徴があります。

時間割でいうと

10:00-11:45 寺子屋(自学自習)

12:30-13:40 英語

15:10-16:20 国語

17:50-19:00 数学

19:00- 補習

拘束時間は９時間以上になりますが、授業時間はあえて３時間半しかありません。

毎年このようにしている理由は、子どもたちに「自分で勉強する力」をつけてもらたいのです。

やらされる勉強、参加させられる授業では、私たちが目指す自律と自立が育たないと考えています。

そのために午前中の寺子屋（自学自習）という時間があります。

与えられた課題をどうこなすのか？

自力で解く。

参考書やノートを見ながら解く。

友だちに相談して解く。

少し放置して、別な勉強をしてから再度挑戦する。

先生に質問する。

方法は様々です。大切なことは、自ら問題を発見し、解決しようとする力を育てることです。

もしかしたらそんなことよりどんどん授業してどんどん課題を与えた方が、春期講習会明けの学力は上がっているのかもしれません。

しかし一見回り道に見えるその時間を与えることが、必ずや未来の自分の確かな力になる、そう信じています。

新中学３年生のみなさん。

どうかそんな自分を育ててください。

おそらく（既に？）我々から強い指導をうけることもあると思いますが、それは受験学年を通してそんな力を育てていきたい、という思いがあるからです。

春期講習会、自分と向き合わせます。

楽しんでいきましょう！

石川