今回の小学校高学年の総合学習のテーマは「シンガポールのゴミ問題」でした。
なかなか普段は表に出てこないゴミの問題。
しかしながら、生活する上でどうしても切り離すことのできない問題でもあります。
特にシンガポールの様に資源も国土も限られた土地では、どのようにゴミを処理するのか、そしてどの様に資源を再利用するのかがとっても大切な課題です。
シンガポールで暮らす一員として、ぜひ子どもたちにも知っていてもらいたいなと思います。
授業は、はじめに「シンガポールはきれいな国だと思いますか?」という問いから始まりました。
子どもたちの解答は様々です。
整然とした観光地の様子や街中にゴミ箱が多いことを挙げて、「きれいだと思う」と答える生徒もいましたし、ゴミの分別の少なさやゴミの多さなどから「きれいではないと思う」と考える生徒もいました。
それぞれの観点から意見を発表してくれたのではないかと思います。
今回は、その中からゴミの処理とリサイクル率に焦点を当てて学習を進めました。
私自身、今回の総合学習にあたり色々と調べましたが、驚いた点が2つあります。
1つは現在のゴミ埋立地の予想使用期限が2035〜2045年までということ。そして、もう1つはリサイクル率の低さです。
これらを子どもたちに伝えた上で、これらの問題を解決するための啓発ポスターを作成してもらいました。
以下が、その作品です!