どうも、ブログを数日さぼっておりました永渕です。
楽しみにされている方々に謝罪します、ごめんなさい。
この時期は本帰国のお知らせなんかが非常に多くて、「寝耳に水だよ!まじかよ!」とショックを受けておりそこから立ち直るのに時間を要してしまいました・・・。
シンガポールで教えてたら必ずこの悲しみに遭遇します。いまだに慣れませんね・・・。
ただ、落ち込んでばかりもいられないので、塾に通ってくれている子達のために、改めて気合いをぶち込んで指導に努めて参ります。宜しくお願い致します。
さて、本日のブログは先日に実施した総合学習についてのブログです。
情報化社会の昨今ーーーーー
大人でも情報の速さ・量に辟易しますね。
それを可能にしているのが、インターネットなわけですけども、やっぱり便利ですね。海外にいようが、アフリカにいようが同じ情報を得ることができますし、情報の格差が無くなったことは非常に良いことなのかなと思います。
そんな便利な面だけを切り取って子どもたちが利用できれば良いのですが、この世界はそんなに優しくできていないのが実情です。
私みたいに良い人がいれば、私とは真逆で悪い人もいるってことですね!
・・・、
まあということで、情報は上手く取り扱えばとてもとても便利だけど、使い方を一歩間違えると犯罪にあうかもしれないし、気づかないうちに犯罪に手を染めてしまうかもしれないということを軸として授業を進めました。
最初は、「フィッシング詐欺」について。
皆様最近流行っている佐川急便を語った「フィッシング詐欺」をご存知でしょうか。
その詐欺は、まずSMSで連絡が来ます。
これを見たら、「ん?なにか荷物届いたのかな?」とか「懸賞あたったかな!?」みたいに誰しもが思いますよね。
そして記載されているURLをクリックすると、こんなページに飛びます。
「追跡サービスインストールしないといけないのかー」
「仕方ない、なにが届いたのか気になるしインストールするか。」
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と思ってインストールしてしまうと犯罪集団の思うツボなんですね・・・。
インストールしてしまうことで、携帯を乗っ取られて携帯の情報を抜かれたり、身に覚えのない高額な請求やメールが来るようになってしまうそうです。怖いですね。
子どもたちには動画なんかも交えて説明したのですが、思いのほか怖かったらしく子どもらの口からは「ネットって怖いんだね」「気をつけないとやばいじゃん」などのコメントを頂きました。
ちなみに佐川急便さんの詐欺はいまだに流行っているそうなので皆様ご注意ください。本物のサイトでは以下のように、アプリをインストールさせるようなことはございません。
そして次には、子どもたちにより身近な「LINEのアカウントの乗っ取り」について。
結構いらっしゃるんじゃないですかね、LINE乗っ取られたことのある方。というのも、何度かきたことあるんですよね。「お金、振り込んで、くれない?」「いまやばいから、近くのコンビニでitunesカード3万円分買ってきて、くれ」みたいな詐欺の典型的なメッセージ。
ただ、やっぱり子どもの中には知らない子も多いので、授業中にはきちんと1から説明しました。
まず「LINEのアカウントの乗っ取り」は、自分が被害にあって友達の連絡先を無くしてしまうんだよてこと。
それに加えて詐欺の被害に合うのは「セキュリティーが甘かった自分ではなく、あなたのお友達だよ」ということを説明しました。
「自分のせいで友達が被害にあう」
そんなこと絶対嫌ですよね、子どもたちもそうだったみたいで凄い真剣な顔つきで聞いてくれていました。
その後に、著作権や肖像権、個人情報保護法などをできるだけ噛み砕いて説明して、最後には情報検定の問題にグループでチャレンジしてもらいました。
それもかなり真剣に話し合って、答えを出していました。子どもたちに少しでも、情報との付き合い方が伝わっていれば有意義な授業であったかと思います。
授業の始めに、「携帯を所持しているひとー?」と尋ねたら、28名中26名が所持していました。小学生高学年でこれだけの所持率は、私が子どもの時と比較するとあり得ない数値です。
そういった変化に伴い、我々も情報リテラシ-について授業を実施してかなければならないと思いましたし、常に最新の情報を入れておかなければいけないと改めて感じました。
皆様も詐欺や乗っ取りには十分にお気をつけください!
それではこのへんで。
ではまた!
永渕