自律と自立を育むシンガポールの学習塾
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失敗⇒学び【得する勉強法】

最近は旅行話ばかりを書いていた四本です。

 

本日は塾のブログらしく勉強の仕方、特に宿題の仕方について記事を書かせていただきたいと思います。

 

なぜ、このようなことを書こうかと思ったかというと、宿題の取り組み方を見ていて

この子もったいないなぁ

と感じる機会が最近多かったためです。

 

こんな宿題の仕方をしている人は要注意!!

①問題を解いたが丸付けをしていない。

②丸付けを別の日にしている。

③問題を全部(数ページ)解いてからまとめて丸付けをする。

④間違えた問題の答えを書いている。

 

以上の4つのうち一つでも当てはまる人は早急に勉強法を変えていきましょう。

 

まず、①の人。もったいなさすぎる!!せっかく勉強しているのに!!

 

サッカー選手がシュートをしてそのボールの行方を見ないことがあるでしょうか。

必ず、その結果を確かめて理想のフォームに修正するはずです。

 

自分は何ができているかできていないかを確かめないことはもったいなさすぎです。

 

次に②、③のかた。

せっかく丸付けまでしているのに時間を置いてしまっては効果半減です。

 

人間の記憶に関する研究に「エングハウスの忘却曲線」というものがあります。

20分後には42%を忘却し、58%を記憶している。

1時間後には56%を忘却し、44%を記憶している。

 

一日経つと、、、

 

なんと74%忘却し、26%の記憶になるのです。

 

せっかく解いた問題を一日後に丸付けしてしまうと、どうやって解いたのか、

なぜ間違えてしまったのか7割以上も忘れてしまっているのです。

だから、学習をした後になるべく早く丸付けを行い自分の失敗を確かめる必要があるのです。

 

最後に④に関してですが、こちらが一番多いかもしれませんね。

解答を書いてしまって満足している子たちです。

 

自分が何を間違えたのか考えず答えを書いて終わりにすることは大変もったいないです!!

間違たところを考え次は成功につなげることが大切で、それが学びだと私は考えます。

 

そこで、私のクラスでは間違えた問題に対して正解を書くのではなく、

間違えた個所に印をつけ、なぜ間違えたのか、

次に正解するためには何が必要だったのかを書いてもらうことを宿題としています。

逆に「なにを間違えたかわかれば答えは書かなくてもいい」とまで言っています。

 

つまり、自分の間違えの発見⇒修正学びのサイクルとしています。

 

自分の失敗を見つめなおすことは嫌なことでもありますが、一つずつ自分と向き合い

一つずつ成長していきましょう!!

 

下に昨年の受験生ので見事第1志望に合格した生徒のノートを載せておきます。

間違た個所や、次に正解するために大切なポイントが上手にまとめられていますね。

 

少し見ずらいのでクリックして拡大してください↓

みなさんもこのように頑張ってみましょう。

四本