総合学習「水問題を考える」
こんにちは。
窓のない部屋に住み続けて2年、谷尻です。
先週いきなり大家さんに引っ越しをしてくれと頼まれました。
3月の小学校低学年の総合学習では「水問題」を取り扱いました。
さて、ここで問題です!
シンガポールにはもともと生活に使える水が多いでしょうか?少ないでしょうか?
・・・・答えは「少ない」です。
授業では、まずシンガポールが生活に必要な水を手に入れるためにどんな取り組みをしているのかを学びました。
例えば、「NEWater」です。
生活排水を、すごい技術でろ過してとてもきれいな水にしてしまいます。
授業では、私も大好きなろ過の実験を行いました。
シンガポールでは、これよりはるかにすごい機械を使って水をきれいにしています。
そのため、水がとてもきれいになります。
こうして作られたのが「NEWater」です。
次に世界の水問題を授業で取り扱いました。
ここで再び問題です!
地球にある水のうち、人間が飲み水として利用できるのは何%でしょうか。
・・・・答えは約0.01%です。
水ってとても貴重なんですね。
授業では、水を手に入れるのが難しい地域の人々の暮らしを少し紹介しました。
そして、水がどれだけ大切であるかを学んだあとは、水がないとどんなことに困るかを考えてもらいました。
子供たちからは、
「水が飲めない」の他に、「プールに入れない」「お風呂に入れない」「トイレに行けない」などの意見が出ました。
そして、大切な水を守るためには普段の生活の中でどんなことができるか、を考えていきました。
たとえば、トイレのレバー。「大」で流すのと「小」で流すのとで、水の使用量に大きな違いがあります。
また歯磨きをする時などにも、水を出しっぱなしにしないことで、水の無駄遣いを防ぐことができます。
今回学んだことは世界で起こっている水問題のほんの一部ですが、ぜひ子供たちには普段の生活の中で、少しでも水を大切にすることを心掛けてもらいたいです。
谷尻