2024年12月2日
こんにちは、北山です。
聞き慣れない英語、外せないマスク、半袖で過ごす冬、合図をしないと止まってくれないバス。違和感まみれの新天地での生活は14日間のホテル滞在よりも短く感じ、気が付くとすでに4か月以上が経っていました。
そんな中で、ただ日本と変わらないなぁと思うのはこの12月25日です。煌びやかなオーチャードロードを歩くサンタたち、巨大なクリスマスツリーと写真を撮っているカップルや家族。このような光景に疑問を感じなかったこと自体、今は違和感になりつつありますが…
キリストの降誕を祝った翌週に初詣に行き、次の月で聖ウァレンティヌスを想う日本人は他国と比べて宗教的な関心が薄いとよく聞きます。それとは対照的で他宗教国家であるシンガポールにおいてなぜこうもクリスマスの雰囲気が似ているのかがわかりませんでした。
そんなことを考えていた昨日の帰り際に先生から「お疲れ様でした。メリークリスマス!」と言われました。
私も「メリークリスマス!」と咄嗟に返事をしてしまったのですが、その瞬間あることに気がつきました。
それはみんながクリスマスに対して「一体感」を持っているということです。
街の雰囲気や昨日の何気ない会話も、私も含めみんなのワクワクが1つになっている感じがしました。私はこの「一体感」によるワクワクが、クリスマスが国境をも越える大きな理由なのだと思います。
勉強もスポーツも音楽も多分一緒です。みんなが何か「一体感」を持つことができれば、どんなことでも楽しく取り組めるのではないでしょうか?
来年も日々の授業、テストそして受験へ向けた「一体感」をつくれるように頑張りたいですね。
それでは、メリークリスマス!