授業後には球磨村の復興を祈願して、子供たちそれぞれ想いを込めて大きな一つの作品を作りました。
この作品は毎年7月に球磨村で行れる「花おくり」を模したものです。
「花おくり」は、地元住民を中心に開いている「神瀬の集い」の一環で、豪雨で被災し地区を離れた人が古里に足を運ぶ機会をつくるために実施されています。
また、中学2・3年生には、未来の復興と幸せへの願いを五・七・五で綴った短冊を書いてもらいました。何を書こうか悩む生徒もいましたが、全員最後で真剣に考えて取り組んでくれました。
(みんな想像以上に達筆で驚きました…)
そして、シンガポールに住む私たちの想いを乗せこの作品を球磨村に送りました!
(忙しい中、発送の手伝いを快く引き受けてくれたY・O君、本当にありがとう!)
そして本日お話いただいた住職の方より、子供たちの作品が球磨村で飾られている様子をご報告いただきました。
展示にはちょんまげ隊のツンさんたちにご協力いただきました!ありがとうございました!
未来につながる防災教育には、子どもたちがそれぞれ「自分だったらどうするか」という視点を持ち、継続性を持って考えることが不可欠です。
そんな中、今回の総合学習で子供たちと現地と貴重なつながりを作っていただけたことを嬉しく感じています。
今回のことがきっかけとなり、一人一人が災害とこれからの未来について考えが深まり続いていけば、私自身この上なく幸せです。
改めまして、今回のご協力いただいた住職の方、ツンさん、そして授業を真剣に受けてくれた皆さん、本当にありがとうございました!
北山