2024年10月8日
高校生の考査対策が終了し、ひと段落つきましたので久しぶりにブログを書きます。
10月に小学校高学年の生徒たちに向けて総合学習を行いました。
普段当たり前のように利用している乗り物。
私たちを目的地まで移動させてくれる乗り物たちは時代を重ねていくにつれて様々な面で発展を遂げてきました。
その裏にあるのは「社会課題の解決」にあるのではないでしょうか。
電車やバスがない時代には馬車や人力車があり、そうしたものが誕生するのは人々が「あればいいな」と思ったから。
普段何気なく利用している乗り物も「社会課題」と絡んで発展してきたということに気づいてもらうべく、まずは乗り物の歴史を学びました。
写真や動画を見てもらいながら、ただ紹介をするだけでなくその時代の社会背景も考えてもらいました。
乗り物が好きな生徒や歴史に詳しい生徒が多くいたため、様々な考えが飛び交いました。
そして、今もなお乗り物は発展を遂げており、当然そこには今ある課題をなくしていくという目的があります。
そこで、総合学習の後半では今ある乗り物の課題を考えてもらったうえで、未来の乗り物を作ってもらいました。
上の写真は子どもたちが感じる課題をもとに未来の乗り物を絵で表現しもらうという作業を撮ったものです。
少人数グループの中でそれぞれが課題を共有し、それを解決するために一つの乗り物をまとめていくのは大変な作業でしたが、出てきた課題は多岐にわたり、それぞれ感じることが違うことやそれだけ課題がたくさんあることに気づいてもらえたと思います。
今回学んだことや気づいたことが今後に活かされたら嬉しいです。
生井