〜前編の続き〜
答えはそう!
「14/17」だったのです。
約分忘れで4点配点問題を落とし、96点でした。共通テストはとにかく時間に追われ、なかなか満点が取れないテストになっています。
模試ではありましたが、満点を逃しめちゃくちゃ悔しかったです。
その日以降、自分の出した値が約分できるからかなりしつこく確認するようになりました。
私が「約分警察」になった瞬間です。
このように約分には思い入れがある私ですが、最近感じていることがあります。
生徒に対して「ミスに気をつけて!!問題文よくみて!!」
というのは簡単ですが、結構自分もミスをするのです。。。。
特に今はTOEICの勉強をしていますので英語の話を例に挙げると、先日英語科の先生に「この問題を解いてみて欲しい」と言われ英作文の問題を解いたのですが、
何を隠そう!問題文をちゃんと読んでなくて間違った解答をしていました…
また、TOEICの問題でもAが会社に遅刻した理由を聞かれているのにBが会社に遅刻した理由を選ぶ、なんてことがあります。
国語の問題でも同じことが言えそうです。
普段から問題を解いていないと「違うものを選べ」という解答に対して、正しいものを選ぶ誤答が非常によくあると思います。
といっても、この手の間違いは日常的に問題に触れているとやはり減ると思います。
そうなるとやはり、ケアレスミスを減らすためにはたくさん問題に触れて、様々な間違いパターンを学習することが重要だと感じます。
そして、間違ったときにめちゃくちゃ悔しくて定期的に思い出すぐらいの執着心を持つと、次は忘れないのではないでしょうか。
その場限りの悔しさではいけません。
授業が終わって忘れる悔しさでは足りません。
「犬のフンを踏んで嫌な思いをした場所」と同じぐらい、自分のミスに対して鮮明に記憶に留めてもらいたいものです。
突然何言ってるんだ?と思うかもしれませんが、結構こだわりの内容なので立て続けに失礼します!!!
ケアレスミスが多いと話す子はよくいますが、「最近間違ったケアレスミスで悔しかったのは何?」と、とっさに聞かれても、さまざまなパターンを答えられるようになって欲しいのです。
その間違いが本当にケアレスミスだったら、間違いのパターンはそんなに多くないはずです。
自分の間違いパターン、全部覚えてもいいのではないでしょうか。
例えば高校受験の二次関数でのyの変域に0を考えてなかった。などもそうです。毎回間違って反省している子がいます。
犬のフンを同じ場所で、行きと帰りの2回踏む人はいないと思います!!
なお、もう少し上品な表現もあります!
雨が降って滑りやすい場所ってありますよね?
その場所、覚えますよね?
雨が降ったら気をつけますよね。
毎回コケたりしませんよね。。
勉強も同じだと思います!その場限りの悔しさで終わらせてはいけません。
特に受験生はそうですが、自分の合格したいという感情をしっかりのせて、一つ一つの問題に向き合ってもらいたいなあと、思う今日この頃です。
P.S.
写真はサトウキビジュース自販機です。この間初めて見つけたので買ってみました。
依藤