21世紀に生きる力

こんにちは。四本です。

新学年度となり早2カ月が過ぎました。中学3年生も徐々に受験生の意識が高まり、主体的に行動できる生徒が増えてきたように感じます。

しかし、勉強をしようと思っても何をしたらよいのか分からない、自分の欠点は分かっても、どのように解決したらよいのかわからないという生徒もいるように思います。そんな子供たちが今、そして社会に出たときに必要となる力について5月は総合学習を行いました。

これからの社会で生きていく力の中に問題発見力と問題解決力があります。

今回の総合学習では子供たちに実際の社会問題である、交通渋滞や環境問題そしてみんなが過ごす塾や生活のなかから問題を発見してもらい、その解決策を考えてもらいました。

特に大切なことは問題を直感的に見つけるのではなく、あるべき姿を想像したうえで発見することでした。理想の姿を想像したうえでその姿に近づくためにはどのようにしたらよいかを原因追及しながら子供たちの自由な発想で解決策を考えてもらいました。

普段なら何気なく見逃してしまうようなことでも問題意識をもって過ごすと意外なところに自分の問題の原因や解決策が転がっていることを実感してもらえたように思います。

今までの暮らしとは少し異なった視点で物事を捉えたり、視点を変えた解決策を子供たちが考えて生活していってほしいと思います。

また、来月の総合学習でお会いできるのを楽しみにしています。

四本