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こんにちは。西出の総合学習の報告です。
近年、AIという言葉を耳にする機会は一気に増え、子どもたちにとっても決して遠い存在ではなくなってきています。 だからこそ今回は、「AIは便利だね」で終わるのではなく、“AIとどう向き合うか”を考える授業にしたいと思い、小学4,5年生に「AIと考える力」の総合学習を行いました。
最初にいまのAIの力を簡単に体験し、それっぽい答えを簡単に出してくれることを知りました。イラスト、文章など、人間には敵わないほどとんでもないスピードで出してくれます。 これを「すごーい」で終わらせないのが総合学習です。 イラスト作成対決をしてみたり、詩を作成してどれがAIの作成したものか当ててみたり。 子どもたちからは「感情がないのがAIだ」「難しい言葉を使ってくるのがAIだ」など、AIらしさ・人間らしさに関しての発言が自然に上がって面白い議論が見れました。
そして「AIは本当に何でも正しいのか?」という視点から、子どもたちと一緒に考える時間を作りました。 今回扱った題材は、“よかれと思ってしたことが、相手にとっては困ることになるかもしれない”という内容です。相手のことを考えて行動したつもりでも、伝わり方や状況によっては違う結果になることがあります。そして、そのことを相手に伝えるべきかどうか、人は迷います。
子どもたちは、「言ったほうがいい」「でも相手を傷つけるかもしれない」と、さまざまな意見を出してくれました。正解が一つではないからこそ、一人ひとりが真剣に考える姿がとても印象的でした。 この活動を通して伝えたかったのは、「AIが答えを出してくれる時代だからこそ、自分で考えることが大切になる」ということです。 AIは便利ですし、たくさんの知識を持っています。しかし、AIは人の気持ちを本当に理解しているわけではありません。また、時には間違った情報を出すこともあります。だからこそ、“その答えをどう受け止めるか”“本当にそれで良いのか”を考える力が必要になります。
これから先、子どもたちはAIと共に生きていく世代です。その中で、ただ答えを受け取るだけではなく、自分の頭で考え、相手の立場を想像しながら判断できる人になってほしいと思っています。 今回の授業が、AIを学ぶ時間であると同時に、「考えるとはどういうことか」を見つめるきっかけになっていれば嬉しく思います。
西出