自律と自立を育むシンガポールの学習塾
学習塾KOMABAシンガポール
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教えることは、学ぶこと|総合学習の準備に20時間?

こんにちは。
KOMABAの依藤です。

私はKOMABAに入社して6年目になりますが、このなかなか特殊な会社で働くなかで、特に印象に残っていることの一つが「総合学習」です。

KOMABAでは、3か月に1回ほどの頻度で、小中学生を対象に「総合学習」を実施しています。

この総合学習、準備にめちゃくちゃ時間をかけるのです。

先生によっては、構想段階も含めると20時間くらいかけているのでは?と思うこともあります。

ところが、実際の授業は1時間程度。

さらに驚くべきことに、せっかく作った教材も、ほとんど使い回されません。

この準備を毎日やっていたら、過労で倒れてしまいますね……。笑

例えば、先日は私も小学3年生と6年生を対象に、世界の言語についての総合学習を実施しました。

突然ですが、次の言葉をご覧ください。

AVRUPA KITASINA
HOŞ GELDİNİZ

私はこの言葉を読めませんし、発音もできません。

それでも、どこの国の言語なのかはわかります。

注目してほしいのは、2行目の文字です。

大文字の「I」の上に、点がついています。

実はこれ、トルコ語の特徴の一つなのです。

なぜそんなことを知っているのかというと、ジオゲッサー(世界中の風景写真から、その場所を当てるゲーム)をしているうちに、世界各国の言語の特徴に興味を持ち、あれこれ覚えるようになったからです。

ゲームで勝ちたいという気持ちから覚えた知識が、まさか授業の題材になるとは……。笑

授業では、ほかにもベトナム語を紹介しました。

「ベトナム語は、文字につくアクセントの飾りがめちゃくちゃ多いんだよ」

と説明すると、みんな「確かに!」と納得していました。

自分が面白いと思ったことを、生徒にも伝えられるのは楽しいですね。

さて、現在は小学1、2年生向けの総合学習を準備しています。

こうした教材を作っていると、

「この話をするなら、この背景情報も知っておかないとな」

と思い、あれこれ調べることがよくあります。

生徒に説明するからこそ、自分自身もちゃんと勉強する。

まさに「教えることが最大の学び」を体現しているような気がします。

これまでで心に残っているのは、以前、谷口先生とペアで実施した「食」についての総合学習です。

シンガポールのホーカーなどで提供されているローカルフードを、中華系、マレー系、インド系などに分類するスライドを作りました。

いざ調べてみると、複数の文化が混ざり合って生まれた料理も多く、単純には分類できないのです。

例えば、ラクサもその一つです。

料理の歴史や起源には「諸説あり」というものも多く、調べれば調べるほど奥が深い。

教材を作っているつもりが、私自身のシンガポール文化への理解を深める、とてもいい機会になりました😃

そんな総合学習ですが、今後は過去に作られた名作教材をブラッシュアップするような取り組みもしてみたいと思っています。

せっかく時間をかけて作った教材は大事にしたいものです。

……と言いながら、今回もオリジナルの教材を作っておりますが😅

これは私の持論ですが、何かを説明するにあたって、背景知識はいくらあっても損はしません。

授業で直接触れなくても、知識があることで説明に厚みが出るはずです。

そんなわけで、今回も授業ではほとんど触れるつもりのない「丑三つ時」について、あれこれ調べたりしています。笑

ちなみに、この画像は昔の時刻の数え方を表したものです。ネタバレになるのですが、小学1、2年生でブログを見ている人はいないので問題ない、ですね…!😆

ではまた明日!

KOMABA 依藤