よくテスト前の子どもたちの勉強を風景を見ているととにかく何度も書いて暗記を頑張っている姿を目にします。
頑張っているなぁ。と思う反面、もっと効率的にそして工夫して勉強してほしいと感じます。
そんな暗記重視(インプット)中心の学びをしていて、いっぱい時間をかけて勉強しているのに、なかなか点数が伸びないと悩んでいる子どもたちに伝えたく今日は書かせていただきます。
まず、知っておいてほしいのはコロンビア大学によるインプットとアウトプットの効率の良い時間配分という研究結果があります。
インプット(単語を書いたり読んだり)する時間とアウトプット(問題を解いたり、スペルをチェックする)する時間の割合を調査した結果3:7の割合で学習したグループが最もテストの点数がよかったのです。
みなさんいかがでしょうか。思ったよりインプットが短いと感じたのではないでしょうか。
さらにこの際に間違えた問題だけをやり直すのではなく、あってた問題も含めてもう一度テストをし直すようにするとより間違えた問題の正答率が上がるという研究結果が出ています。
さらにさらに、問題を解くだけよりさらに記憶を高める方法があります!!
それが、自分で問題を作るということです。
そこで数学の授業にて子供たち自身に問題を作ってもらいさらにお互いに問題を解きあうというアウトプットに全力を振った授業を行いました。
もちろん今までの授業でインプットをしてきたからこそです。
子どもたちにとって、普段与えれらている問題を自分で作るという活動は新鮮であるとともに、
問題を作るときにどんなことに注意したらいいのか、先生はどんな考えで問題をつくり、難易度を調整しているのか、試行錯誤しながら子供たちなりに作成していました。
お互いに問題を出し合い、解いてもらってうれしそうな顔も印象的な授業となりました。
テスト前にインプットに追われ、なかなか点数が伸びていない中学、高校生も一度参考にしてください。
四本