こんにちは。
KOMABAの依藤(えとう)です。
先週よりスタートした「こども囲碁教室」について、紹介させてください。
現在、毎週木曜日の15:50〜16:40、17:00〜17:50 、18:00〜18:50の3コマで実施しており、複数のお申し込みをいただいています。
子どもたちの盤を挟んで真剣に対局する姿を見て、とても嬉しい気持ちになります。
さて、私が囲碁に熱中していた20年前とは異なり、今はAIが世界最強のプレイヤーより強い時代です。
理論上、対面でなくても、機械を相手に一人で強くなることは可能です。だからこそ、「現代における囲碁教室の役割とは何だろう?」ということを、開講前から考えていました。
そのとき私の頭に浮かんだのは、かつて通っていた長崎の囲碁教室のことでした。
そこは私にとって「第二の家」のような場所で、自宅の間取りよりも教室の間取りの方を鮮明に覚えているほどです。
ご年配の方に勝ちすぎて説教をされたこと。
重要な大会でライバルに負け、大泣きしながら3位決定戦に出たこと。
先生と二人で遠征に行ったこと。
姉と妹と通っていたため、「アンポンタン三兄妹」とあだ名をつけられて可愛がってもらったこと――。
5年前に亡くなった恩師に、シンガポールで囲碁を教え始めたことを報告できないのは寂しいですが、当時の若先生が引き継いだその教室は、今でも長崎に行くたびに必ず訪れる場所です。
そして、以前イベントに参加してくれた、サッカーボールを持った少年のことも印象に残っています。
初めて触れる囲碁にすっかり魅了された彼は、午前の部が終わっても「まだやりたい!」と言い、午後の部にも続けて参加してくれました。
一日中、驚くほどの集中力で盤面に向き合っていたのです。
何より素敵だったのは、勝ったら心の底から喜び、負けたら本気で悔しがる、その真剣な表情でした。
その姿は、かつての自分と重なりました。
機械は最適解を教えてくれますが、隣で一緒に喜び、悔しがり、「次は勝ちたい!」と思えるような熱量のある空気は作れません。
だからこそ、子どもたちが互いに刺激し合い、切磋琢磨しながら成長していける囲碁教室を、私は作っていきたいです。
よく考えてみると、これは対面授業とも似ています。
同じ空間に仲間がいるからこそ得られる成長があり、相乗効果が生まれます。
「みんなが頑張っているから、私も頑張ろう」
「ライバル視しているあの子に負けたくない!」
そんなさまざまな感情を持つことで、人は心も成長していくのだと思います。
KOMABAでは幅広い学年の子を指導しているため、小学4年生の頃から教えていた子を、中学3年生になっても担当することがあります。
そうした生徒たちの成長を長く見届けられることは、本当に幸せなことですし、KOMABAで働くご褒美のようにも感じています。
以上、囲碁教室についての紹介でございました!
こども囲碁教室のお申し込みは随時受け付けております。
初心者の方も大歓迎ですので、ご興味のある方はぜひお気軽にご連絡ください。
KOMABA 依藤