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中学準備講座【算数】

お久しぶりです。数学科の四本です。

ブログ更新を今週から再開していきますので、お手すきの際にお付き合いください!

 

今日はオンライン期間でも学習に熱心に取り組んでいる子供たちのお話を。

KOMABAでは10月より中学準備講座を開講しております。

 

中学準備講座のモットーは小学生の内容を暗記に頼るのでなく、直感的に感じ、理解を深めること、

また、事物を通して具体的なアクティビティから自分の意見を説明できる力を養い中学へとつなげていきます。

 

昨日の授業では、このような感じで授業をしました!

 

わかりますでしょうか?

そうです。ZOOMを用いて授業をしました。コロナ禍でもうなくてはならないものですね。

 

さらにせっかくならとZOOMならではの授業をと考え、

子どもたちにはディベートを実践したもらいました。

 

 

大人でもディベートをしてください。というと戸惑ってしまいますよね。

でも、意外と子供たちのほうが得意だったり慣れているかもしれません。

 

大人のみなさんはこんなゲームを知っているでしょうか?

 

 

少し前にAmong Us や人狼といったゲームが流行りました。

これは、犯人が誰かを推理するとともに、自分の無実を説明しなければなりません。

 

上手に説明できないと、疑われゲームから除外されてしまいます。そのため子どもたちは必至で自分が犯人ではないことを主張するのです。子供たちの8割ほどはやったことあるようでした。

 

ただ、説明が上手ではないと自分の主観的な意見ばかり発言したり、感情論(a君がきらいやさっきのゲームで騙されたからなど)を優先してしまったりします。

 

そのような子供たちに、客観的にものごとを考え、論理的に意見を構築し、そして相手の意見を聞いたうえで反論や改善点を上げることがディベートの意義であると伝え、子どもたちには取り組んでもらいました。(決して一方的に話し、相手の意見をねじ伏せることではない!)

 

短い時間でしたが、子供たちなりにメリット・デメリットをあげ、さらには相手から批判されるであろう意見を予測し、事前に対応策を考えるなど少しずつですがディベートらしくなっていきました。

 

ちなみに、今回のお題は

「携帯電話を学校に持っていくことは賛成or反対!」でした。

 

その場に居合わせた中学3年生にも休み時間を利用して参加してもらい、どちらの意見がよいか多数決に参加してもらいました。(参加してくれた中学生ありがとう)

 

結果としては、賛成派が上手にデメリットを補う策を説明することで票を集め勝利となりました。

 

教師が考えている以上にそれぞれが意見を出してくれたり、相手の意見を受け入れて対応策を考え、予想を上回る話し合いができていてうれしかったですね。

また、話し合いのなかで役割分担を自分たちでする姿を見れたのもよかったです。

勝利よりもそれぞれが工夫して協力しながら学んでいる姿が素晴らしい!

自分から進行役をしてくれたS君や意見をまとめてメモしていたHさんもすごい!!

 

今後もコロナ禍のなかで子どもたちが楽しみながら、学べる授業を工夫していきたいと思います!

 

四本