コロナ禍が続く中、多くの方にとって思うようにいかないことが山積しています。
そんな中、私が本当にこの仕事をやっていてよかったと思えるのは、子どもたちのために、その未来のために、と思うことで自分を支えられることです。
教育業は有難い仕事である、と心の底から感じます。
私は今こうして塾を通して子どもたちとの時間を頂戴していますが、もし学校の先生になっていたら、と時々考えます。
学校の先生方は、「限られた時間」「限られた子たち」しか見ていない私たちよりもはるかにご苦労が多いはずです。
極端な話、私たち塾は消滅しても子どもたちの教育環境は存続していきますが、学校がなくなったらそうはいきません。
担っていらっしゃる責任は、その質がそもそも私たち塾とは異なります。
様々意見はありますが、私自身はアフリカ・ジンバブエの経験から「学校は子どもたちの未来のためになくてはならないものだ」ということに疑いは微塵も持っていません。
その状況にあって、この様々なことが起こる今、子どもたちへ愛情を注ぎ続けている学校の対応を非難することなどあろうはずがない。あってはならない。
今日は私の塾講師人生の中で最も悲しいことがありました。
私自身、これらのことについてどう対処すべきか、もっと遡ってどうしておくべきだったのか、今は何を綴っても深い後悔しかありません。
石川