自律と自立を育むシンガポールの学習塾
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X=Y+10

こんにちは、身長162cmの依藤です。

本日は身長の話をしたいと思います。

私は約2年前に来星し、当時の小学6年生に算数を指導しておりました。
その当時から見ている生徒が現在中学2年生になるのですが、どんどん身長を抜かれております。。。

たまに、生徒が「あれ!?」と言いながら、私の横に並んで背くらべをしますので、身長ハラスメントだと感じております。
しかし!身長が低くても、私はもう、気にすることはありません。
そんな身長を使って、方程式の作り方を説明することがよくあります。

例えば二つの数X、Yがあり、Xの方が10大きい数だとすると、どのように立式すれば良いでしょうか?
答えは
X=Y+10になるのですが、
よくある誤答として、
X+10=Y
というものがあります。
Xの方が10「大きい」という言葉に引きずられて、Xを10大きくした式を作っているのでしょう。

X+10=Yですと、
Xが10だけ元々大きいのにも関わらず、
さらに+10差を広げてしまうことになります。

これはいけません。

そんな時は「例えば私の身長が160cmで〇〇君が170cmだとすると、2人を同じ身長にするには私をどうしたらいいですか?」
と生徒に聞くようにしています。

答えはもちろん私に厚底10cmの靴を履かせる、ということになるのですが
この考え方が
少ない方に10を足して=にする
X=Y+10
の考え方につながっています。

「また身長の話だ!」と最近は失笑されながらもこの考え方がしっかりと定着しているのを感じています。

決して、170cmの生徒を10cm足して
180=160の式を作ってはいけません!!
そんな不平等があってはなりません!

今後も身長の低さを活かし、方程式、連立方程式の理解を深めることができればと思います!
よろしくお願いします!!!

依藤