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ポケモンと算数③

えとうです。
さて、サイコロを1つ投げた時の期待値は3.5であることと、期待値は回数で掛け算できることをお伝えしました。
なので、サイコロを6つ投げた時の期待値は3.5×6=21になります。

この計算ができるようになると、ゲーム「桃鉄」で、キングボンビーに多数のサイコロをふらされた際に自分が確率的には得をしたのか、損をしたのかなどの判断もすぐにできるようになります!

昔からこういう計算をすることが多いのですが、計算することで確率を操作できるわけではないので、正直にいうと、あんまり意味がないです。。。

ですが、例えばサイコロを2個振ってゾロ目が出たらハイボールが無料。などと言った広告を居酒屋で見ると、そのゲームに参加するのが期待値的に得しているのか、損しているのかの計算はするようにしています。

ただそんなことを言い始めると、日本のマクドナルドでもダブルバーガーを1つ買うよりもハンバーガーを2つ買った方が得、みたいな話も聞きます。
全てのバラ売りやセット売りの計算で1グラムあたりの損得の計算をするとセコい人間になり過ぎてしまうので、何事もほどほどにしたほうがいいとも思っています笑

さて、ポケモンの話に戻ります。
私は小中高校生の時にポケモンのゲームをして、社会人になってから久しぶりに最新作のポケモンであるスカーレットを昨年プレイしたのですが、
最近のゲームは一通り遊んだ後に、別売りで「追加ダウンロード」と言ったものが実装されます。
正直にいうと、これが結構苦手で、一度終わった話の続きが突然出てきて、再度プレイするというのがなかなか大変です。

このことについて少し考察をすると、実はこれ、変化を避ける加齢の証拠なのではないか?とも、思っているのです。
この話を広げていくと、物事のアップデートを避けがちという話になるのですが、例えばiPhoneのアップデート一つとってもそうです。

生徒が喜ぶ大幅アップデートなど、仕様が大きく変わると疲れてしまうのです。
似たような話を何度もしているのでこの先は割愛しますが、例えば60歳の私の父親はいまだにスーパーファミコンのゲームをプレイしています。。

「自分は変化が苦手になってきている」という意識を持つことで、なんとか、変化に対応することを心がけています。

依藤