国語力を育てるために
シンガポールの様々な教育環境に身を置く子どもたちにとって、言語習得は目的ではなく、学力ひいては自己形成の基盤であると考えます。「読む」「書く」「聞く」「話す」の4技能をベースに、テストや偏差値だけでは測れない、「人間力」を育てていきます。
4つのアプローチ
●分析
情報を構造的にとらえて分析し、客観的な視点から的確に把握する力
例)物語の場面や筆者の主張の把握
例)ニュース動画の要約
●思考
多角的な視点から事物をとらえ、そこから自分の考えを発展させていく力
例)登場人物の心情把握
例)文章の構造的な要点整理
●表現
論理的に自分の考えを構築し、それを文章や口頭で他者に伝える力
例)授業の中での意見発表
例)言語技術を用いた論理的な文章作成練習
●知識
語彙や国文法の知識を体系的に理解し、適切にそれらを活用する力
例)継続的な漢字学習
例)国文法の知識の活用