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I板状の概念I

 

こんにちは。お久しぶりです、山谷です。

 

先日、出勤の準備をしようと部屋を出たところ、巨大な蛾に遭遇しました。

あろうことにも私の行き先である洗面所へバサバサと飛んでいきました。

虫が苦手な私は恐怖におののき、キッチンで身支度を済ますはめになりました。

 

ちょうど国語の授業で「少年の日の思い出」をやったところだったので、ちょっとだけリンクさせてしまった自分もいましたが。

 

動物は基本的に好きなんですが、虫は苦手です。

古代生物の三葉虫とか、今もいたら・・・と考えるだけで恐ろしいです。

なんか、あの、生命力が強すぎる感じがとっても怖くって。あいつらが何を考えているのか全くわからなくて。

(私も昔からいつも何考えてるかわかんないって言われる側ですが笑)

だいたい羽がついている生き物は苦手です。虫や鳥。

 


 

で。

ちょっと前から私は思っていることがあります。あらゆる物事は「表裏一体型」なのではないかと。

例えば、アゲハ蝶ってとってもきれいですよね。色鮮やかで、羽の色交じりが全くなくって。

きれいすぎて、私にとっては「恐怖」になるんです。

 

 

 

私は思想的な思考を物体のイメージに変換して考えることがよくあります。

上記で述べたこの「きれいすぎて恐怖」という概念もまた、物体でのイメージを持っています。

 

 

それは板状のものです。

簡単に言うと、板を挟んでA面側とB面側で捉え方が真逆である状態。(簡単に言えなかった)

 

この”板”は木製だったり、プラスチック製だったり、鉄製だったりするので、極め方は物事によって異なりますが、

例えば木製だった場合。その板がカンナか何かで少しずつ薄くなっていきます。

極めるほど薄くなり、その物事の対極に近くなっていくのです。

 

例えば、”おしゃれ"の概念をこれに当てはめて考えてみます。

今やおしゃれの概念は本当に幅広く、ひとくくりにはできませんが、

最近でいうと原宿系と言われる個性的な服装が流行っていますよね。

 

雑誌や広告などでモデルが着ているファッション、

 

本当におしゃれなのか?

 

と疑問に思ってしまう時があります・・・

 

でもトップスタイリスト、メイクアップアーティスト、芸能人などはこれを「かわいい」「おしゃれ」などとして売り出している。

 

企業戦略とかそういうことはここでは別として、

あれ、本当にそうなのかな。と。

 

でも、彼らはきっと

女性は化粧をしたり男性は髪をワックスで整えたりする

などという、いわゆる一般的な服装・身だしなみのバランス(=普通の”おしゃれ”)の概念を知ったうえできっと売り出している。

 

ということは、上記で述べた”物事の板”(この場合は「おしゃれ」)を極めすぎて、薄く薄く削りすぎて、

もしかして対極の「ダサい」とか「変」に到達しかけているのではないか!思ってしまうのです。

あ、決してそのおしゃれの概念を批判しているわけではないです。

人の嗜好をコントロールする権利なんか誰も持っていないので、それぞれ好きな”おしゃれ”を楽しんだらいいと思っていますよ!

 

 

実は私はこの極めるというものに対して、「板」以外に「球体」のイメージを持っています。

もしかするとこの”おしゃれ”に関しては、実は木製の板上ではなくて、鉄製の球体なのかもな、と。

丸いし硬いので、削るよりも穴をあけるほうが手っ取り早い。

となると、周囲にはその極め具合がわかりにくい。=理解されづらい。

 

 

(※文系なので作図不得意です)

 

つまり私が何が言いたいかというと、

 

「物をいろいろな方向から見ると見え方が変わるように、考え方は一つではありません」

(by中学生のころ、転任が決まった保健の先生が最後のあいさつでいっていた言葉)

 

パリコレの衣装も、関係者から見れば「Amazing!」はたから見たら「なんだこりゃ?」

です。笑

 

これが私が考える”板”状の概念であって、どっちがいいとか悪いとかではなく。

見る方向によって印象や心持ちも変わるんだ、などということに改めて気づくきっかけとなるんです。

この記事の内容、終始何言ってるんだと思われた方もいたでしょう。

わたしだって、この考えどうか伝われ~!と思いながらも、

書いている途中で自分はなぜこんな変なことを言っているんだろうと思った瞬間もありました(笑)

 

つまりこれが、「物事は表裏一体型」であるということです。

 

こういうことって考えだすと止まらないし、深入りすると迷宮に踏み出してしまうのでちょっと気を付けないといけません。

 

またまた私の変な性格を公開してしまいましたが、後悔はしていませんよ。

こう、書いたことを伝えられるいい機会ですから!

 

ではまた。

 

やまや