こんにちは、川口です。
波乱万丈の一年もようやく幕引きが近づいてきました。年内の高校入試もひと段落、年明けに向けて折り返し地点です!
今年の入試(主に高校入試)の振り返りは、例年通り「受験生座談会」でお伝えしたいと思いますが、印象に残っているのは面接練習。
今年に限った話ではないのですが、意外と面接に不安を感じている生徒は多いもの。中には人生で初めての経験、という生徒もいるでしょうから、当然かもしれませんね。
もちろん、書類準備や面接練習もバッチリ時間をかけて対策を行うので、来年の受験生は今から恐れ戦く必要はありませんよ!
……ただし!!
日頃から自分自身や身の周りに目を向けて、材料を集めておくことは強くお勧めします!
たとえば、
シンガポールの経験で得たものは?
シンガポールに来たときに感じたことは?
シンガポールと日本はどんなちがいがある?
シンガポールという国の魅力は?
シンガポールという国の課題は?
どうでしょう。大人でもいきなり質問されると困るかもしれませんね。
ド定番で「シンガポールは多民族国家で~」という回答のくだりがありますが、定番というのは、すなわち「誰でも語れる」ということでもあります。
たしかに、それらしく聞こえる便利なフレーズでもあるのですが、そこに生身の経験や感情が伴っていないと、言葉だけが上滑りしてしまい、自分らしさがほぼ伝わりません。
「シンガポール経済は……!」なんて、立派なことを語ろうと意気込む必要はなし!
もちろん言えるなら存分に語ってもらって構わないのですが笑、それよりも大切なのは「自分ならではの経験」です。別に特別なことをする必要もなくて、どこまで日々のさりげない生活の中で物事を観察し、そこから感じ取ろうとしているか……という「アンテナの精度」が大切だと思っています。
シンガポールの食文化について、ホーカーセンターを題材に話してくれた生徒がいました。
「シンガポールの台所」ともいえるホーカーセンターには様々な種類の料理が混淆していて、まさにシンガポールの多文化性を象徴するスポットの一つですよね!そんな風に日常の当たり前の風景でも、どんなフィルターを通して見るかによって、そこから得られる情報は大きく変わります。
ぜひ、日常の中に隠れている話のネタを探してみてくださいね!
ちなみに、ここからは蛇足ですが、クレメンティ校に毎週出勤するときの楽しみの一つは、お昼ご飯!!
すぐ近くに大きなホーカーセンターがあるので、メニューはより取り見取り!その中でもかなりリピート率が高いのがチキンライス。これも定番といえばド定番なのですが、いくつかあるお店の中でも絶品のチキンライスがあるんです!(川口基準で)
クレメンティ校にお立ち寄りの際は、ぜひついでにご賞味ください(けっしてお店の回し者ではありません…!)
川口