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ご報告 | 令和2年7月豪雨から1年 熊本県球磨村神瀬でのボランティア活動支援について

今から1年前の令和2年7月、九州・熊本県を中心に集中豪雨が長期間にわたって降り続け甚大な被害が出ました(令和2年7月豪雨)。

 

それから1年経った2021年7月4日、未だ災害の爪痕が強く残り課題を抱えている熊本県球磨村で1周忌法要と追悼式が執り行われました。

当日は、KOMABAで活動を支援し続けているツノダヒロカズさんらのグループがボランティアとして球磨村で活動を実施しました。ツノダさんは昨年の災害から、1年間で27回も、お住いの千葉県から球磨村へ足を運び、ボランティア活動を続けています。

 

 

そこで学習塾KOMABAは今回のツノダさんらの活動をサポートすべく、KOMABA DAY基金から614.25シンガポールドルを支援金として寄付したことをご報告いたします。

 

また、偶然その同じ週末に静岡県熱海市で大規模な土砂災害が起こり、多くの命が奪われまた多くの被災者が出てしまいました。亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げるともに、被災地の一日も早い復興を願うばかりです。

私たちは普段海外に住んでおり、またこのコロナ禍により一層、直接的なボランティア活動に参加することは難しいです。しかし学習塾KOMABAでは引き続き、こうした災害に対して「できること」を模索していきます。

 

同時に、日本人として学び続けなければならない「防災・減災」についても折に触れて子どもたちに伝えていきます。

 

学習塾KOMABA 塾長 石川晋太郎

 

 

ボランティア活動を続けるツノダヒロカズさんからのメッセージ

僕らを信じて背中を押してくれた皆さんにお礼を伝えたいです。

特に今回の活動のために僕らを支援してくれたシンガポールの仲間たちの皆さん、嬉しかったです。

一年前コロナ禍で「県外ボランティアは熊本に行くな!」逆風が僕のとこにも来ました。

内緒で通う事27回鹿児島を中心にトモに通ってくれたボランティア仲間のおかげで球磨村「神瀬」の皆さんに受け入れて貰うことができたと思います。

この7月4日一周忌の法要とその前後のお手伝いを任されました、県外ボランティアの僕らが。これは凄い事です。

今回の活動を少しご紹介します。

7月4日の法要

合同法要って何?

村民の命を守った高台の神社にて法要。僧侶達が神社で頭を垂れる姿を初めてみた。

神社下に仏教での法要の場を作り。

階段をおり、僕らボランティアが献花を全員に手袋をつけて渡し着席。

最初は別の宗派のお経。最後に地元岩崎住職達のお経。まさに合同法要!

磨川流域で亡くなった方の為「花送り」去年僕が提案した「白線流しみたいのやりましょう」がベースにあるか?は未確認ですが。

僧侶と住民の行列は圧巻。来年はあなたも参加して下さい!

岩崎住職「菊だけじゃなくていいですよ」とカラフルな花は鹿児島から支援した。住職のそう言う柔らかいトコ好きだなぁ

神瀬の集いには夜の部、静と動がある。鹿児島の花火師さんが打上げる。

関東組の僕らはコロナ対策に配慮して一回も参加してない。

いつも住職に「また鹿児島に帰るんですか?でまた朝来るんですか?ちょんまげ隊の皆さんの距離感おかしい」と毎回言われ、コロナを理由にすると無粋なので「世界基準ですからw」と煙にまくこと27回以上w

 

ここで声を大にして言いたい!

あの時保育園のプールを使って40名を助けた消防団も。

村の為に孤軍奮闘する皆さんも法要に集中して頂けたのは鹿児島を中心とした県外ボランティアのおかげだと少し思います。

僕らなりに考えて全員黒のTシャツで揃えたのは…。動ける喪服で。

どんな行事にも裏方は必要で。検温、花渡し、ロープ張りなどなど。必要とされる支援!

そこを信じて明日からも継続します!いつもありがとうございます。

来週は熱海の後方支援に行きます。また参加してください!

 

ちょんまげ隊

隊長 ツノダヒロカズ