学習塾KOMABAでは普段の教科学習に加え、総合学習などを通して子どもたちが社会に出たときに生きる力そして問題に直面した時に考える力を養ってほしいと願い、日々指導をしています。
今回の総合学習は私四本が「国防と未来」をテーマに担当させていただきました。
現在ロシアとウクライナの問題が毎日のようにニュースで目にしています。
このようなことが取り上げられる前から私としてはこのようなテーマを子どもたちに考えてほしいと思っておりました。
それは、私が18歳のころに、普天間基地移設問題として私の出身地である徳之島がニュースでも取り上げられました。
そのような機会を通して18の私は米軍基地や日本の防衛について考えることがありました。
日本で生活していても、自衛隊や米軍、徴兵は非日常なものに感じます。ましてやシンガポールで生活する子供たちにとってはなおさらです。
意図的に考えるきっかけを作らないと将来「知らない」=「怖い」というイメージが先行してしまい、それにより考える機会が失われてしまうと思い、私の友人などに協力してもらい今回の総合学習を実施させていただきました。
今回の授業では実際に防衛大学を卒業し、かつて海上自衛隊で勤務していた私の同級生と現在シンガポールにて徴兵制に行っている教え子をゲストに子どもたちにお話しいただきました。
中学2年生の子どもたちにとって生の体験者の声を聞くことは貴重な機会で、知らないことが多くとても真剣に聞いてくれました。
また、一方的に聞いてるだけではなくたくさんの質問を中学生から上げてもらいました。
授業後に子どもたちに感想を書いてもらうと子供たち一人一人が今回の授業を通じて日本の防衛や自衛隊の在り方を考えてくれていました。今回の授業で自衛隊や米軍の是非にフォーカスするのではなくどのような理由で存在するのかそして、自衛隊員はどのような訓練や活動をしているのかシンガポールでの徴兵はなんのためにあるのかを具体的にお話しいただきました。
こんな機会を作っていただいた二人には感謝しかありません。
二人のお話をきっかけに子どもたちには今後少し異なる視点から自衛隊員や自分や日本の将来を考えるきっかけになってくれたらいいなと思います。
下記に今回の授業を受けてくれた生徒のコメントを載せさせていただきます。
学習塾KOMABA 四本