今回の小学2年生の総合学習のテーマはマナーです。
こんにちは、西出です。
みなさまマナーと聞くとどんなイメージがあるでしょうか。
堅苦しいもの、マナー講師の方が厳しく指導されるもの、知らないと恥ずかしいもの・・・などなど、
マナーと一言で言うと色んな堅苦しいものを思い浮かべることもあるかとは思います。
しかし、今回の総合学習で取り扱う「マナー」はそんなにびしっとしたイメージではなく、「みんなが楽しく過ごすために」思いやりを持とうという部分を軸にしました。
今回は偶然にも対象となったクラスにはインター現地校に通っている生徒しかおらず、
授業の受け方やごはんの食べ方など、色んな文化の中で過ごしている子ばかりでした。
おやつを食べていたら学校では言われないのにKOMABAでは注意される、なんてこともあるでしょう。
(注意しているのは私ですがその意図は後に書きます、、、)
全てのマナーには理由があります。
今回の授業ではなぜこうしなさいと言われるのか、周りの人の気持ちになるということも含めて考えていきました。
例えば日常生活の中で出会うようなシーンでの過ごし方をみんなで確認します。
電車の中では?
病院で待つときは?
授業を受けるときは?
ごはんをたべるときは?
食事のマナーなんかは奥が深く、国によっても違います。
シンガポールで過ごしていると色んな食事の文化を目の当たりにしているはずです。
どの国のマナーが正解ということはまったくないですが、今回は日本でおじいちゃんおばあちゃんとご飯を食べるときに、みんなで楽しく美味しいごはんを食べるために、みんなが嫌な気持ちにならない基本的な日本の食事マナーを一緒に確認しました。
配膳をして、、、
みんなの準備が整うのを待って、、、
みんなで「いただきます!」
正しいお箸の持ち方できるかな?
こぼさずお皿からお皿に移せるかな?
みんなが終わるのを待って「ごちそうさまでした!」
みんなとてもよくできました。
最初にも書きましたが、おやつを歩きながら食べる子には私は注意します。
もちろん誰かとぶつかったら危ないということも伝えますが、誰が掃除をするの?掃除しなかったらどうなるの?とその先をイメージさせます。
みんなが使う場所はきれいに使うというのは、学校で掃除の文化がある日本人らしい考え方ではないでしょうか。
自分がやりたいから!という思いだけではなく、周りのことも考えながら過ごすきっかけになってくれたらと思います。
西出