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ポケモンと算数①

こんにちは。依藤です。

日本にいた時からポケモンはよく知っていたのですが、シンガポールに来てからもポケモンを目にする機会は多いです。

そこで今日からしばらく、ポケモンと算数数学について気になっていることをまとめたいと思います。

まず初めに「三段階進化」という言葉からです。
一例を挙げます。
図鑑No.1からNo.3の「フシギダネ」から「フシギソウ」そして「フシギバナ」といったような進化をするポケモンを「三段階進化」するポケモンと呼ぶわけですが、私にとって毎回引っ掛かりがあるのです。

よく考えてみてください。
このポケモン達、三段階進化と呼ばれていますが進化自体は2回しかしていないのです。
フシギダネがフシギソウになることが「進化」ですが、三匹の場合ですと、これが2回しか繰り返されてません。

しかし三段階進化という言葉が一般的になっていて「三段階進化」は「三段階の姿がある、進化するポケモン」という意味で使われているのです。
繰り返しますが進化自体は2回です。

私は小学生のときにこの微妙な日本語の存在に気づき、三段階進化という言葉が出てくるたびに「三段階進化という言葉は、おかしい」と、周囲の友達に話していたのですが、もちろん、全く相手にされませんでした。。。。小学生の当時、そんな議論に付き合ってくれる友達はいませんでした。。。。

これは算数重要要素の植木算と似ています。
植木算は植木の話で、自分の掛け算割り算の計算結果から答えがプラス1されるのか、それともされないかを誇張してわざわざ確認している単元になりますが、
数の単元でもかなりよく出てくる話です。

例えば私は授業で宿題を「105ページから110ページ」と伝えた時に「きょうは5ページか」と言った呟きが聞こえた場合、絶対に見逃さないようにしていて、わざわざ以下の板書をすることもあります。

【宿題は105〜106,107〜108,109〜110】
これで計算したら宿題は何ページになってる!?!?
3ページ!?!?!?
なんで減ったんだろう!?!?

と、聞いてみます。ここまで来ると気づく子が多いのですが、この感覚は絶対に身につけさせたいなと普段から感じています。

なぜなら数学で90から100までの数は、全部で何個ある?と言った問題を間違ってしまう事があるためです。
また、高校の数列の単元では特に、1つの違いがかなり重要になることも多く、なるべく早い段階で+1であったり、その数を含まない場合は−1の感覚を身につけてもらいたいのです。

まだまだポケモンと算数について書きたい事があるのですが、次回に持ち越したいと思います。

次回は最近アプリ版がリリースされたポケモンカードゲームの「カスミ」というキャラクターの効果と、その期待値について考えてみたいと思います。
なお、そのカードの効果は以下のとおりです。

自分の水ポケモンを1匹選ぶ。ウラが出るまでコインを投げ、オモテの数ぶんのエネルギーをその水ポケモンにつける。

さて、1000回投げたら大体何個のエネルギーがつくと予想できるでしょうか。
次回、考えてみたいと思います。

表がずっとでる可能性もあるから無限!!!と、思われがちですが、実は期待値自体は収束します。

P.S.
先日のSingLifeさんの週刊誌で嵐の二宮さんが表紙を飾り「LUUP」という電動キックボード会社の広告塔になっておりましたが、実はその「LUUP」の社長、大学の時のサークルの後輩です!彼にブレイクダンスを教えていました。
彼はサークルの中で仲の良かった後輩4人ほどで新会社「LUUP」を立ち上げたのです。Facebookなどで近況を把握していたのですが、今となっては東京や大阪、福岡周辺での知名度は非常に高く、本当に驚いています。
私も頑張らないとなあ…!と、思う今日この頃です。