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「私の学習歴」第3回

「私の学習歴」第3回は佐嶋です。
ガーナでの生活や活動について・・・と思いましたが、今回は別のテーマです!

◆◆◆私の学習歴~散髪から学んだこと~◆◆◆
私は髪を切ることが好きです。髪を切って髪型が変わると、さっぱりして気分が良くなるだけでなく、何だか新しい自分になったような気がして、ある時には毎週のように髪を切っていたこともあります。床屋や美容院で毎週切っていたら、お金がかかって仕方がないので、自分で切ることもあります。自分で切るようになって6年程なので、今ではバリカンとすきバサミがあれば、かっこ悪くない程度には揃えられるようになりました。

「自分で髪を切ろう」と思ったきっかけは、アフリカへの渡航です。2年間のアフリカ生活をすることが決まっていた私は、渡航前の数ヶ月を「訓練所」で、同じような境遇の仲間たちと共同生活をしていました。その仲間たちと「アフリカに行ったら、簡単に散髪なんてできないかもしれない。髪の毛くらい自分で切れた方がいい」と、一緒になって髪を切る練習をしたことから、自分で髪を切るようになりました。

訓練所での生活も残りわずかになったとき、アフリカ渡航に先立ち、様々な方々へ表敬訪問をします。その表敬訪問の数日前に、訓練所スタッフから「服装や髪型など身だしなみを整えること」と諸注意がありました。「髪型を整える」となって私たちは「みんなで髪切ろうぜ」となりました。残り数日でアフリカへ出発するという気持ちの高ぶりもあり、私たちはその時の散髪に大いに盛り上がりました。

次の日、私は訓練所スタッフに呼び出され怒られることになりました。その時の髪型は、これから表敬訪問に行くのに相応しくないものでした。短くして清潔感があればいいだろうと思っていましたが、その髪型を見た人がどういう印象を受けるかまで考えていなかったのです。

この経験から、私は服装や髪型、身だしなみがいかに大切かということを学びました。見た目で相手に与える印象というのは大切で、その印象だけで他の人との人間関係に関わることもあります。また海外に暮らす者は、日本人を代表しているんだという自覚が必要です。一人の日本人の印象が悪ければ、それだけで日本という国の信頼感が失われることもあります。その時のノリやテンションで行動するのではなく、しっかりとその後のことを考えて行動しなければならない。以上が「私の学習歴」です。

ちなみに、その時の私の髪型がどのようなものであったか・・・。気になる方は直接聞きに来てください。

佐嶋