こんにちは、佐嶋です。
3月6日(火)、10日(土)の小学校高学年(4~6年生)の授業は総合学習でした。
テーマは『日本の作法~箸~』です。
まず事前課題では、1週間の食事のうち、どのような食べ方をしているのかを記録しました。
昼食がお弁当という生徒は、毎日お箸を使った食事をしていました。
そして、朝食がパンやおにぎりということで、意外と手を使った食事をしている人も多かったみたいです。
「手を使って食べる」というとインドやアフリカの食事をイメージするようですが
日本人でも手を使って食べているんですね。
授業では、世界の食事方法を確認して
その中でもお箸は、東アジアを中心に使われていることを学びました。
写真を見ながら、各国のお箸の違いを話し合いました。
「韓国のお箸は、金属でできているね」
「中国のお箸は、先が太くなっている!」
「スープを飲むときはスプーンを使うよ」などなど
さすが海外で暮らしている子供たち!
使ったことがある、という生徒も少なくありませんでした。
後半は、実際にお箸の持ち方の練習です。
「正しい持ち方」を確認して、小豆掴みに挑戦!
苦戦しながらも、上手にお箸を使っています。
そして最後は、マナー講座です。
お箸には「嫌い箸」と言って、やってはいけない使い方があります。
先生の寸劇(?)を見ながら、悪いお箸の使い方を学びました。
「箸渡しは、お葬式のときの・・・」と難しい知識を持っている生徒には驚きました。
日本の文化のひとつである「箸」
箸を通して、自分の国のことを知るだけでなく、他国の文化との比較を行うことができました。。
そして日本人としてのマナーを再確認する授業となりました。