こんにちは。川口です。
今日は普段の授業の様子をお伝えしたいと思います!
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今年の2月より本格的に開講したKOMABAキッズクラス。
早いもので、すでに一年が経とうとしています。
子どもの成長は早いなぁ、と日々感じますが、幼児の成長は本当に早いです!
一時帰国などでしばらく会わないだけで、久しぶりに見ると「大きくなってる!」とびっくりさせられます。
その成長は決して外見的なものだけではありません。
少し前までは分からなかったこと・できなかったことが、気づいたら何ということはなくあっさりできるようになっていたり、前とは違った視点で物事を考えられるようになっていたり、お友だちとの関わり方が上手になっていったり・・・様々な形でどんどん成長していきます!
もちろん、ペーパー問題をたくさんこなせるようになること、知識を増やすこと、難しいことができるようになることも確かに一つの「成長」の形ではありますが、これらだけが重要なのではありません。
目に見える「結果」だけではなく、しっかりと子ども一人ひとりの成長を見守ってあげることが大切だと感じています。
幼児クラスの授業に入っていると、日々小さな発見ばかりです。楽しそうに参加してくれている姿を見てつくづく幸せな仕事だなぁと思います。
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さて、前置きが長くなりましたが、前回の年長クラスの授業は「お話の内容理解」でした。
3分程度の長めのお話を聞いて、その中で一番印象に残った場面を絵に描いてください、というものです。
事前に録音しておいた音声を聞くだけなので、視覚情報は一切ありません。
目を閉じた状態で子どもたちにはお話を聞いてもらいました。
(大人であっても、3分間じーっとお話を聞くのは想像以上に集中力を使います!)
聞き終わった後に、「では、描いてください」と言うと、すぐに描き始める子もいれば、じっくり考えて少しずつ描いていく子、先に言葉で表現しようとする子・・・などなど反応は様々です。
一見すると、お話を全然聞いていないような様子の子でも、かなり細かい部分まで覚えていて、びっくりさせられます!笑
最後には、自分が描いた場面についてそれぞれお話をしてもらいました。
ちなみに、今回は「絵を描く」という形で表現してもらいましたが、大切なのはアウトプットすることであって、その手段はなんでも良いのではないかと思います。
(実際、前回の小学生の国語の授業ではレゴブロックを使いました!)
自分が感じたこと・考えたことを相手に伝える、という繰り返しが国語(日本語)力を育むためには欠かせません。
特に幼児期には「なんで?どうして?」という学びの種が日常の中にもたくさん。
ぜひそうしたチャンスを大切にしながら、一緒に楽しく成長していきたいなと思います!
川口