さまざまな形で皆様からお預かりした支援金を無事に現地の方々にお渡しすることができました。
皆様の温かいご支援とご協力に改めて感謝申し上げます。
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今回の報告を通して、何よりもうれしかったのはKOMABAの卒塾生のSさんが「ちょんまげ支援隊」の皆さんと一緒にボランティア活動に参加してくれたことです。
シンガポールで皆様からお預かりした支援金を、KOMABAの卒塾生が直接現地に届けてくれる、という今回の出来事に深い繋がりを感じました。
もちろん学習塾である以上、入試などを一つの目標として教科を指導していく役割があるのは確かです。
しかし、そうした学習を通して、将来子どもたちがしっかりと自分の足で歩んでいける力を育みたい、という想いも常に抱いています。
Sさんが自主的にボランティア活動に参加してくれて、そしてシンガポールと現地を結んでくれたことに感謝の思いでいっぱいです。
そして、現地の方の想いをたくさん受けて、多くを学び、立派な報告書を作成してくれました(どうかぜひご一読ください!)。
こんな風に自分で考えながら行動を次につなげていってくれるような大学生、ひいては社会人になってくれたら本望です。
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こうした学生時代の経験、本当に貴重なものだと思います。
私自身も大学生時代のボランティア活動の経験が、その後の人生の一つの指針となりました。
確かにボランティアは誰かのために行動するものではありますが、一方で自身が得るものもたくさんあると思います。
実際に現地を訪れ、自分の目で見て肌で感じる中で、気づくことがたくさんあります。
もちろん、そうした学びは必ずしも現地でなければ得られないものではありません。
シンガポールにいても、アンテナさえ巡らせていれば、学ぶ機会はきっとあるはずです。
KOMABAでは、引き続きそうした「種」を子どもたちに伝え続けていきたいと思います!
川口