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その「太字」必要ですか?

こんにちは、川口です。

先日のブログでもちょっと触れましたが……読書の秋!
10月27日~11月9日は「読書週間」でもあります

そんな中、フライングで自主的に「読書週間」を実施しました!「1日1冊」の目標は何とかギリギリ達成できそうです……後半ちょっと息切れしました……

 

さて、この1週間で色々な本を読みましたが、その中で気づいたことがあります。

 

それは・・・太字やハイライトが多い!!!

私は小説も大好きなのですが、仕事柄もあり、日本語(話し方や文章の書き方など)や教育に関する本を読むことが多いです。「へぇー」と納得することもあれば、「そんなわけあるかい!」とツッコミを入れることも。

 

いずれにしても何かしら新しい発見があって、1冊ずつと向き合う楽しさはそこにあるのではないかな、と個人的には感じています。読み終わった本を要約するのも楽しいので、気に入った内容のものはノートにまとめていました。

 

……ところが、良くも悪くも、最近の本(小説などを除いて)は、大変ご親切なことに、要点となる箇所が太字になっていたり(もしくはハイライトまでひかれていたり)、極めつけは章ごとに要約がつけられたりしているんです!

 

もちろん、実用書であれば分かりやすさ重視ですし、致し方ないことでしょう。忙しい人にとってはありがたい存在かもしれません。

 

でも!例えば「読書力や読解力」をテーマにした本で、懇切丁寧に要点が示されていたり、要約までされていたら、どうなんでしょうか……?(もちろん、そういうタイプの本は否定しませんよ!!)

 

自転車に乗れるようになりたかったら、いつまでも補助輪に頼っていられないですよね。
ちなみに私は自転車にも乗れないし、車も運転できませんが……

太字やハイライトは便利ですが、それが無いと自分で本が読めない!読みにくい!困った!……なんてことにはならないようにせねば、と思います。とは言え、時間が限られている時には本当に便利なんですけどね……!

 

 

情報を得るための読書、味わうための読書、自分を成長させるための読書。

いろいろな読書を使い分けながら、読書の秋を満喫させましょう!

 

 

川口