その向きだったのか……!!笑
結構、意外な生え方をしていますよね。調べてみると本当におもしろいです。
ちなみに授業で使った果物とお野菜たちは、それぞれの講師のおやつと夕飯になりました(今回だけは、自宅でオンライン授業をしていて、ちょっと便利だな!と感じてしまいました……)
こうした「常識問題」については、こぐま会代表の久野先生もホームページのコラムでお話ししていらっしゃいます。興味のある方はぜひこちらのコラムもご覧になってください!
●入試が変わる(6)常識問題がなぜ増えているのか
こうした問題が出てくる背景をどのように考えればよいのでしょうか。将来の「生活科」の学習に備え、知識を豊富に持っていることを求めているのではありません。常識問題がたくさん出されているのは、その問題を通して、その子の5~6歳児としての経験を問いかけられているのです。すなわち、普段の生活の中で、そうした経験を持っているかどうか、また、年齢にふさわしい経験を通して、将来の学習の基礎が出来上がっているかどうかを見ようとしているのです。(中略)常識問題は、体を通して理解させることを原則として行うべきです。ですから、とても時間のかかる課題でもあるわけですが、子どもにとってはとても楽しく、生活を豊かにする経験になるはずです。
実はこれは幼児に限った話でもない、と思っています。
「どれだけたくさんの知識を持っているか」ではなく、「いかに自分の経験を活用することができるか」が問われる時代です。インターネットを通して膨大な情報を手にすることができますが、実体験に勝るものはありません。
シンガポールをはじめとする海外で生活していることの価値も同じではないでしょうか。観光ガイドやインターネット記事で調べられるようなことではなく、自分が実際に現地で見て・聞いて・触って……そんなふうにして五感で吸収したものだからこそ、「自分ならでは」の付加価値が生まれます。
そして、その経験を自分の言葉で語れるようになることも大切です。ぜひシンガポールから日本に帰国した際には(もしくは別の地域に移った場合でも)、自分にとってシンガポール滞在がどんな経験だったのか、シンガポールがどんな場所だったのか、存分に語れるようになってほしいなと願っています!
今はまだ外出もままならない状況ですが、一日も早く皆さんと直接顔を合わせられる日を待ち望んでいます!KOMABAでのオンライン学習期間はもう少し続きますが、引き続きがんばっていきましょう!
川口