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総合学習「住みやすいまちってどんなまち?」

こんにちは、北山・吉信です。

先日中学1年生を対象とする総合学習「住みやすいまちってどんなまち?」を実施しました。

 

みなさんにとって住みやすいまちとはどんなまちですか?

大きいショッピングモールが近くにある、交通の便が良い。そんなまちを想像しませんか?

今回の総合学習では、クレメンティに住んでいる人の立場で住みやすいまちを考えてもらいました。大きなショッピングモールを建てたり、交通の便をよくするためにバス停をもっと増やせばクレメンティの人々は喜んでくれるのか。

住みやすいまちにするためにはそこに住んでいる人のことをまず1番に考えなければなりません。その土地でどのような生活をしてきたのか、私たちの理想のまちに変えるとこれまでの生活はどうなってしまうのか。子どもたちにはたくさん考えてもらいました。

いつもは教室に入ってくるときに、「ドリアンがくさい!」と言っている生徒も、「クレメンティに住んでいる人からするとすぐに買えるのは嬉しいかも」とだんだんとクレメンティに住んでいる人の目線に立って発言するようになっていきました。

 

クレメンティ在住の気分になってきたところで、みんなでクレメンティ周辺の探険へ!

 

みんなに探検に行ってもらい、あるものを写真で撮ってきてもらいました。

そのあるものとは、クレメンティの人たちが安心して暮らせるための工夫もっとこうした方が住みやすくなるのになというポイントです。

グループのメンバーと「これいいかも」と楽しそうに写真を撮っていました。

中には、得意な英語を活かしてまちの人にインタビューをしている生徒もいました。

 

そして、取ってきた写真に一言キャッチフレーズを入れてもらいました。

一言で伝えることの難しさ、どうすれば人を引き付けられるのか…。子どもたちはかなり苦戦していましたが、おもしろいキャッチフレーズを入れてくれたものを紹介します!

そして宿題としてあなたのまちの安心して住めるための工夫・もっとこうした方が住みやすくなるのになというものを探してきてもらいました。

普段何気なく生活しているまちを見渡すと、良いところ・改善点がたくさん見えてきます。そして立場が変わると良いところ・改善点だと感じるところが変わってきます。みなさんも一つの視点ではなく、いろいろな視点で自分が住んでいるシンガポールを見てみてください。

きっと新しいシンガポールに出会うことができますよ!

 

北山・吉信