こんにちは、生井です。
先日、中学1年生を対象に総合学習「みんなちがって、みんないい」を実施しました。
皆さんはこちらのニュース記事をご覧になったことはありますでしょうか。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF030UV0T00C21A9000000/
この記事の中にある写真は、昨年東京パラリンピックの選手村でトライアスロンチームの選手たちが
ビートルズの有名アルバム「アビイ・ロード」のジャケットをまねて撮ったものです。選手はTwitterで
この写真に「みんなちがって、みんないい」という言葉を添えてツイートをし、大きな反響を呼びました。
人は一人ひとりみんなちがって、だからこそいいものなのだということをパラリンピック代表選手自らが
示してくれていますね。
様々な人がいるということは身体的にも精神的にも違うということ、そして誰かが社会生活を営む上で不利を
被ることなく、皆が健全に暮らしていける社会を築く必要性があることを知ってもらう機会になることを目指
して今回の総合学習を行いました。
皆さんはどこかで一度は「ノーマライゼーション」という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。
障がいのある人が障がいのない人と同等に生活し、ともにいきいきと活動できる社会を目指すことを意味します。
そして、それを実現すべく社会が様々な「バリアフリー」を設けております。「バリアフリー」はものだけでは
ありません。例えば、子どもを預ける場所を設け、親が安心して自分の活動をすることが出来るのも「バリアフリー」
と呼ぶことが出来ます。
その後は、人は身体的だけでなく年齢や人種、価値観も異なるということについて考えてもらいました。「ダイバーシティ」
という言葉は遠いものでではなく、むしろ身近にあるものです。それを実感してもらうべく、金子みすゞさんの詩
「私と小鳥と鈴と」を自分verにアレンジするワークに取り組んでもらいました。その中の一つがこちら。
皆違っているからこそ社会なのだと考えております。その中で一人ひとりが自分も他人も大切にしながら
生きることが出来る社会に近づきたいものです。
学習塾KOMABA 生井