こんにちは、西出です。
国語表現(インター・現地校生対象クラス)の2年生では「びゅんびゅんごまがまわったら」というお話を4週に渡って読みます。
あらすじはだいたいこんな感じです。
ある小学校のあそひばに、とある理由で鍵がかけられてしまい使えなくなってしまう。あけてもらうために校長先生に交渉しにいったところ、「びゅんびゅんごまをまわせるようになったらあけてあげる」と言われる。
主人公たちははじめ、びゅんびゅんごま?どうやって使うの?という状態です。
それは生徒たちも同じ。
日本の昔遊びに触れる機会っていまや日本に住んでてもあまりないですよね。
本日お話は3週目。
びゅんびゅんごまの使い方を校長先生が説明してくれます。
「さぁ、校長先生の言う通りにやって回せるようになるかな?」
そう言って生徒たちに西出お手製のびゅんびゅんごまを渡すと説明書を読むかのようにテキストを見ながら必死に練習します。
「くるくるとひもをねじっておいてひくんだよ。それからちからをぬいてゆるめるんだ。」
実践するのは一苦労。(ゆるめるというのが難しいです。)
力いっぱい引っ張って紐を千切っちゃったり、力を入れなさすぎてこまを巻ききれなかったり。あとは力を入れ始めるタイミングが難しい難しい。
毎年このお話の3週目で生徒にびゅんびゅんごまを渡しますが、次の週にはプロなみに回せる子がたくさん出てきます。
今年はどうだろう。来週が楽しみだなー。
もうすでに成功している子もいて、期待大です!
私の作ったびゅんびゅんごまは、段ボールを貼り合わせて穴をあけ、タコ糸を通しただけのものです。
四角でも三角でも作れるのでぜひご家庭でも作ってみてください。
(穴をあける場所は重心の話になってくるので数学の授業でも応用できそうだな、、と書きながら思いました。)
他にも「竹馬」や「葉でっぽう」もお話の中に出てきます。
どれも身近なもので作れるのに、黙々と練習して出来たときの達成感が大きい、素晴らしい遊びだと思います。
今日も「楽しーい」「練習するー」と嬉しい声がたくさん。
みんなにとって、テキストの中身が出会いとなりますように。。。
西出