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今更ですが…Over the Wall -ケニア- ⑨ 完結 -後編-

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明日9月15日(日)のTBS「情熱大陸」に、昨年私が訪問してきたケニアの「シロアムの園」で障がい者支援事業を続けている公文和子先生が出演します!

(1週間は見逃し配信としてTverでも視聴できます!)

https://www.tbs.co.jp/tv/20240915_52BA.html

是非ご覧ください!

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前回の続き

(最後の最後にやらかした石川家をよそに、ミヤザキケンスケたちチームOver the Wallは「シロアムの園」で着々と壁画制作を進めました。そして…)

完成しました!!

お披露目式には多くの方が参加し、中にはケニアの政府関係者も来られました。

しかしなんといっても、この壁画を見て一番嬉しいのは、真ん中の大きな大きな花です。

この花に込められた思いは、Over the Wallのホームページにて以下のように記されています。

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ケニアでは障害を持つ⼦供たち、またその家族が差別や偏⾒の対象とされてきました。また経済状況やインフラの不備により、障害のある⼦供がバスなどの公共交通機関や⾞椅⼦で移動することも難しく、⼦供たちはずっと家の中だけで⽣活を余儀なくされています。そういった環境下では、⾃⼰肯定し、⾃分の存在を⽰すことは⾮常に難しい作業です。

しかし、ここで⼦供たちが⽣まれながらに持っている感性や表現⼒を引き出し、オンリーワンのアートを制作できれば、子供たち自身が自らの個性に誇りが持てるのではないかと考えました。

シロアムの園の名は、「様々な違った形、違った⾊、違ったサイズ、違ったものがGardenを美しくする」という想いから名づけらたそうです。

シロアムの園の壁⼀⾯に園(ガーデン)を描き、それぞれの子供たちをイメージした花を一輪ずつ描き、彼らの名前を記しました。そしてその中心には子供たち一人一人が花びらを描いて完成させた、大きなシンボルフラワーを描きました。

(引用:Over the Wallホームページ)

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ここに至るまで、アーティスト・ミヤザキケンスケは思考し、日本の特別支援学校でのワークショップも経験し、入念な準備を重ねてきました。

ケンちゃんはOver the Wallに限らず壁画制作をする際に「受け取る側の視点」をとてもとても大切にしています。

アーティストですから「俺の作品はこうだ!」と豪語することもできると思うのですが、その壁画にたずさわる人たち、普段目にする人たちの思いを重点において、作品としています。

 

シロアムでのその思いは、公文先生の視点でした。

ケニアで障がいを持った子どもたちがどのような立場にあるのか、

社会でどのように見られているのか、

そのためにシロアムから発信していきたい思いとは・・・

事前にオンラインで打ち合わせをし、

公文先生の本を読み、

僕と息子で直接伺った話をケンちゃんに共有し、

たくさんたくさん考えてワークショップをし、花びらの一枚一枚としてシロアムの子どもたちと完成させた。

それがこの壁画の真ん中でやさしく花ひらいています。

公文先生が取り組まれている事業から、多くを学びました。

そして僕が普段シンガポールとジャカルタで取り組んでいる教育においても、根本から考えさせられる貴重な経験となりました。

 

シロアムを再訪し、公文先生とお会いし、もっともっと学びたい。

 

ケニアでの日々を思い出すたびにその思いが沸き上がってきます。

そんな折、今回の「情熱大陸」の放送の一報。

 

是非一人でも多くの方が視聴し、一人でも多くの方が公文先生の考えを知り、今の世界を見渡すきっかけになれば・・・

そう思い急遽ブログを更新しました!

 

明日の放送が待ち遠しいです!

公文先生、昨年は訪問の機会をいただき、本当にありがとうございました!

 

石川