ミヤザキケンスケからの活動報告
シンガポールから支援してくださっている方々へ
お世話になっております、アーティストのミヤザキケンスケです。
2017年ミヤザキングダムのカレンダー購入していただき私たちの活動をご支援いただき誠にありがとうございました。おかげさまでキエフ市プラットフォルマ、マリウポリ市School NO.68にて、シリアやアフガニスタンからの難民の子供たち、ウクライナの国内避難民の子供たちと、平和を発信する壁画を残すことができました。
帰国後、在日ウクライナ大使館主催の日本ウクライナ国交25周年レセプションに参加させていただきましたが、ハルチェン駐日ウクライナ特命全権大使による歓迎のスピーチのなかで、我々≪Over the Wall ウクライナ壁画プロジェクト≫について触れていただき、「日本とウクライナを繋ぐ非常に素晴らしい活動だ」とのお言葉を頂戴しました。それを聴き、改めてこのプロジェクトの大きな意義を感じました。これもひとえにご支援いただきました皆様のお力添えの賜物です。ここに改めて、御礼申し上げます。
来年私たちはエクアドルの首都キト、キトゥンベにあるCentro de Rehabilitación Femenino 女性更生施設(女性刑務所)に壁画を描きにいく予定です。同施設には受刑者の子どもを預かる施設があり、母親以外に頼る存在がない乳児、幼児が母親と共に塀の中で生活をしています。塀の中から出ることなく幼少期を過ごす子どもたちのために、希望を持てる明るい壁画を描きたいと考えています。
エクアドルでは2016年の4月にマグニチュード7.8の大地震が起こり、死者661人、負傷者16,600人もの被害を受けました。津波の被害を受けたマナビ県マンタ市ハラミホにあるJOSE JOAQUIN DE OLMEDOホセ ホアキン デ オルメド小学校に、Over the Wallが日本各地で子どもたちと制作した花火の絵を届け、現地の子供たちを元気づけたいと考えています。本プロジェクトは日エクアドル外交関係樹立100周年事業に認定をうけており、日本政府、エクアドル政府とも連携をとりながら進めて参ります。
2018年のカレンダーの収益金は全てOver the Wall エクアドル壁画プロジェクトに使用いたします。どうぞ今年もご支援のほどよろしくお願いいたします。
ミヤザキケンスケ