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【学校情報】啓明学院中学校・高等学校 (2018年6月)

啓明学院の礼拝堂には、1228本のパイプを備えた大きなパイプオルガンがあります。

パイプオルガンのパイプは1つ1つが異なる音を出します。

しかし、それぞれの音が上手く重なった時には、それはとても素敵なハーモニーとなります。

啓明学院では、まさにこのパイプオルガンのように、様々な体験から、1人1人の多様性を認め、尊重し、他人と真剣に向き合う生徒を育てる教育がなされています。

啓明学院で育てたい生徒像について、2点お話をうかがいました。

1つは、「ソーシャルアントレプレナーシップを備えたグローバルリーダー」、もう1つは、「他者の痛みを思い遣れる美しい人間性と、その痛みを解決できる逞しい実力を持った人間」です。

「ソーシャルアントレプレナーシップ」は、「社会起業家精神」と訳されます。
―「世界で起きている様々な出来事を、『我がこと』としてとらえ、自分にはいったい何ができるのかを考えられる。そんな生徒を育てたいのだ」と、校長先生は仰っていました。

さらに続けて、

―「『みんな違ってみんないい』というのは、実際には大変なことです。もし、皆が好き勝手に取り組み始めると、まとまりなど成り立ちません。

『みんな違って大変だ』けど、その違いを認め、尊重し、分かち合おうとすること。そういったプロセスが大切です。だから、『みんな違ってみんないい』のです。

グローバルリーダーとして、世界に出ていくとき、様々な人たちと渡り合わなければなりません。

そのとき、多様性を尊重し認めあえる人であってほしいのです。」

これは、舞台が世界であろうが、日本であろうが変わりません。社会に出て、コミュニケーションを通じて、人間関係を作っていく能力が問われます。

―今を生きる子どもたちには、社会や人から「あて」にされる人間になってもらいたい。

「あて」にされる人間になるには、「力」をつけること、困った人から相談されるような「人間性」が必要です。どちらか一方だけでは、ダメなのです。

それらを体験から学ぶのが、啓明学院の教育です。

前島キャンプや青島(無人島)キャンプでの共同生活を通じて、たくさんのことを学びます。

寝食を共にし、仲間と協力することの難しさを体験し、そして、仲間と協力することの大切さを学びます。

そして、「他者の痛みを思い遣れる美しい人間性」が育ちます。

キャンプだけではなく、様々なチャレンジ・プログラムが、啓明学院にはあります。

本物を体験する。そこから、「他者の痛みを解決できる逞しい実力」が培われます。

関西学院大学継続校である啓明学院では、

「大学にいかに入るか?」ではなく、「大学に入ってからいかに学ぶか?」という意識を持たせて、指導されています。

だから、たくさん本を読みます。論文も書きます。それは、全てこの先に広がる世界で必要とされます。

啓明学院では、生徒の今が未来につながる教育がなされているのです。

 

[所在地]兵庫県神戸市須磨区
[URL]http://www.keimei.ed.jp