先日、宝仙学園中学校・高等学校の校長先生にお越しいただき、学校説明会を実施していただきました。
拝聴者全員が次は何を話してくださるのかと胸が高鳴るような、ユーモアあふれる語り口調でいつの間にか時間が過ぎていたことが衝撃的でした。
話してくださった内容は大きく分けて、「開かれた学校」「学習歴」「大人の在り方」の3点です。
まずは「開かれた学校」について。 正しくは「全ての帰国生に開かれた学校」です。 入試・編入の相談に、校長先生が直々に相談にのってくださるということは勿論のこと、編入試験で合格した際は、1年間入学を保留できるなど、帰国生の事情に対して柔軟に評価・対応してくださいます。 急な異動の多い海外において、非常に有難い待遇だといえるでしょう。 他にも多様な入試スタイルが用意されていて、選択肢やチャンスが多いのも「開かれた学校」であると頷ける理由の1つです。
次に「学習歴」について 私共講師陣は以前からこの言葉について伺っており、実は過去にこのブログでも講師1人1人がそれぞれの「学習歴」を記したことがあります。 (気になる方はぜひ下記をチェックしてみてください!) 「学習歴」とは、単なる「学歴」とは異なり、自分が今まで何を見て、何をして、何を学んだのか、の軌跡です。 それらをしっかり自分の言葉で自信をもって語ることが大切であると伺いました。 この「学習歴」をプレゼンテーションすることが、宝仙学園の入試方法の1つでもあります。 偏差値という物差しでは測れない、フィールドワーク、ボランティア、運動などの多方面な活動のアピールをぜひしてほしいとのことでした。 こうした入試は、シンガポールという海外での生活を子どもたち自身が振り返る良いきっかけにもなるのではないでしょうか。
最後に「大人の在り方」について 「いい大人」はどういう大人か。 まず、大人が子どもにしっかりとチャンスを与えることが大事であると仰っていました。
チャンスを与えて例え失敗しても、その中に意味があります。 子どもの悔しがる姿を見たり、子どもから突然感謝の言葉を投げかけられたりした際に、私たちは子どもの成長を実感します。 失敗した後に叱るのではなく、「なぜ失敗したのか?」「次はどうしたら成功するのか?」などを話し合えるように、普段から本音でコミュニケーションを取れる関係を構築しているのが「いい大人」であるとお伝えいただきました。
上記からも感じ取れるように、宝仙学園は校長先生を先頭にイノベーションを急速に進めている学校です。
理数インターと銘打たれてはいますが、これは理数系の生徒だけに開かれているわけではありません。
理数的思考力×プレゼンテーション・コミュニケーション能力=グローバルスタンダード
意見が違う人にも筋を通して説明できる能力があれば、世界のどこでも生きていける、そんな生徒を育てたいのと思いが詰まったコース名になっています。
ご興味のおありの方は、ぜひ実際にパンフレットを手に取ってご覧ください。 資料はKOMABA教室にもございます。
宝仙学園中学校・高等学校 [所在地] 東京都中野区中央2丁目28−3 [URL] https://www.hosen.ed.jp/