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新元号「令和」

4月1日。

当日は春期講習会Ⅳ期の初日だったのですが、午前中に参加していた全ての子どもたちを集めて、30分でわかる元号講座を実施し、日本時間の11時半にはテレビをつないで、みんなで「あーだ、こーだ」言いながらドキドキして新元号を待ちました。

そして発表された元号は・・・「令和」!

思えば昭和から平成に変わったとき、私は中学生になる直前でしたが、新元号を予想する、ましてやそれを楽しみにする、なんていう感覚は皆無だったと記憶しています。

それを言うことすら不謹慎、という空気だったのかもしれませんね。

令和時代は5月1日からですが、少なくとも元号が発表された瞬間、塾にいて元号の学習して、それでみんなで発表を聞いたんだ!という経験が、子どもたちにとって新しい時代を迎える期待や希望につながってほしいなぁ、と願うばかりです。

 

令和

 

いいですね。

何より万葉集が典拠になっているのが、多くの記事でみなさんがおっしゃっているように、私も本当に嬉しいです。

 

さて、前回私が書いたブログで、塾生に対して新元号を予想させたという内容を書きました。

結果から申し上げますと、「令和」と書いた人は誰もいませんでした。

「和」は何人かが使っていたのですが、やはり「令」はいなかったですね。

 

あー、誰も当たらなかったかぁー

 

そう思っていた翌日、新聞を見ると最終候補に残った6つの元号が載っていたのですが、なんとその中に・・・

 

が、あったんです!

予想した〇〇屋クン、お見事ですね。いやーすごい。そして惜しかった!

 

KOMABAでは1年前からいくつかの場面で元号に関する授業、それに付随して日本の歴史、天皇史、古事記や日本書紀・・・と様々な学習をしてきました。

そして当然、教える側の私たちも改めて様々な、それこそ教科書に載っていないようなことを学びなおす、とても良い機会となりました。

特に、古事記・日本書紀は面白い!

”神話”としての内容が”歴史”の教科書で扱うには難しい事情、もちろん理解できますが、少なくとも遥か昔に私たちの祖先が書き記した書物が、今の世にも伝わっているって、世界的に見ても奇跡的です。

自分たちのルーツとされていることを、もっと興味深く教育で知ることができれば、日本人としてのアイデンティティーも深まるでは・・・と思います。

 

文字通り新しい時代を生きる子どもたち。

その子どもたちが未来に向けてもっと楽しみになるような、もっと希望を抱けるような、そんな指導を平成でも令和でもしていきます!

 

 

石川