東京都渋谷区にある女子校「東京女学館中学校・高等学校」は、明治11年に伊藤博文が創立委員長となって設立された、たいへん伝統のある学校です。
設立の背景にある日本人の「国際化」は現在も建学の精神として脈々として受け継がれ、その教育は一般学級はもちろん特に国際学級の生徒たちに日々の学校生活を通して伝えられているそうです。
私が特に印象的だった取り組みは、英語の授業においてLanguage Artsを多分に取り入れている点です。
大学入試のためならず、日本人が国際化していくためにもはや常識となっている英語の4技能。
この4技能を伸ばすために、今学校現場では様々な改革が行われていますが、東京女学館が推し進めている北米スタイルのLanguage Artsをベースとした教育は、間違いなく生徒たちの英語技能の可能性を大きく広げるものだと感じました。
日本人が試験のためにではなく、将来国際社会で「使える英語」を実践していくためには、単語力や英文法だけでなく、例えば相手に自分の意見をどのように伝えたらよいのか、その手法を学ばないといけないと私たち自身も日々強く感じています。
国際社会では日本式の「空気を読む」なんて相手に対して求めていられないですから。
東京女学館中学校・高等学校の魅力は、もちろんこの英語教育だけではありません。
ご興味のある方は是非、直接足を運び学校見学をされることをお勧めいたします。
東京女学館中学校・高等学校Webページ
[http://www.tjk.jp/mh/]