2021年7月に静岡県熱海市で起きた土石流災害を受け、 学習塾KOMABAでは被災地の一日も早い復興をサポートするため7月下旬から8月下旬までチャリティー活動を行いました。
この度は皆様からお預かりした支援金の詳細とその用途についてご報告いたします。
活動は下記の方法で行い、 皆様から以下の通り多くのご支援をいただきました。
皆様の温かいご協力により総額で以下の支援金を集めることができました。
【1】+【2】 合計1694.05 SGD = 141,692円 【2021年10月16日/両替手数料、11.76 SGD、為替レート84.2256686】
今回の支援金は、被災した中高生を対象とした居場所及び学習支援の場「熱海 Youth Lounge」を運営している認定NPO法人カタリバ様にお渡しし役立てていただきました。
NPO法人カタリバ様の活動は以下のリンクよりご覧いただけます。
『PressRelease/カタリバ、 伊豆山土砂災害の被災地・熱海市内で中高生が自由に過ごせる居場所「熱海Youth Lounge」を8/2より開設』
『「静岡新聞」にて、カタリバの熱海市内での支援について紹介されました』
この災害が起こった後、教室でも多くの子供たちが「たいへんな災害が起きたね」「熱海の人たちは大丈夫かなぁ」と話をしていました。 海外にいながら日本のニュースに耳を傾け、 それを共有しようとする子供たちの姿勢にはいつも感心させられます。
ただ私たち大人でもそうですが、継続して同じ意識で被災地に対して関心を持ち続けることは容易ではありません。
自然災害は発生時だけでなく、その後も長期的に被災地に影響を及ぼします。 しかし毎年自然災害が発生する日本で、一つの災害についてメディアが長期的に取り上げる機会はそう多くありません。
そこで私たちは熱海支援のためにチャリティー企画を行い、その一つとして、海外に住む子供たちが将来日本に帰ったとき、日本の自然災害についてを正しく理解し、 向き合えるよう特別授業を実施しました。
特別授業では、被災地にお住まいの方に現地の様子を聞かせていただき、また『ちょんまげ隊のツンさん』のボランティア活動について子供たちに話していただきました。
災害発生後の生活や、 ツンさんからメディアでは伝わりにくい被災地の現状を聞いたことで、「関心を持って知ろうとすれば自然災害への考え方・防災への意識が大きく変わる」ことを子供たちは感じ取ってくれた様子でした。
今回真剣に参加してくれた子供たちに心より感謝すると同時に、 子供たちの自然災害に対する理解が深まるきっかけになれば幸いです。
北山
ただでさえコロナ禍で不安定な日常となっている中、自然災害によりごく当たり前の日常を送れなくなった被災地の子どもたちのことを思うと胸が苦しくなります。 亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、現地での1日でも早い復興を心より願っております。 また、今回のチャリティー企画のご報告が当初の予定よりも遅くなってしまったことを併せてお詫びいたします。
この度は私どもの取り組みにご賛同・ご協力をいただき誠にありがとうございました。
学習塾KOMABA 塾長 石川晋太郎 講師一同