こんにちは。依藤(えとう)です。
名字の漢字が読みづらい...というエピソードを新しく入塾した生徒に対していつもしています。
今年一年間は言い続けようと思っています!
よろしくお願いいたします!!
さて、先日中学1年生の総合学習を実施しました。
テーマは「囲碁とテクノロジー」です!
私の学習歴でも紹介しましたが、私の趣味の一つに囲碁があります。
よく将棋と比べられるのですが、ルールの難しさから競技人口は年々少なくなっています。
私の小学校生活の半分ぐらいは捧げたので総合学習でいつか取り扱いたいと思い続けるも、単純に囲碁を教えるだけだと「総合学習らしさ」が足りないと思い、自分の中での迷いがありました。
そんな折にChatGPT等、AIについてのニュースを見る機会が増え、囲碁とAIを混ぜたテーマにすると面白いかも!?と思い、
事前準備や下調べを入念に行い実施に至りました。
まず初めに囲碁の非常に長い歴史や豆知識を紹介し、囲碁と生徒たちのかかわりを感じてもらいました。
実はこの導入の話に一番こだわりがあり、囲碁に興味を持っていない生徒たちに「やってみたい!はやくしたい!」と思ってもらえるよう、
がんばりました。。。。
そして実際にルールを説明し

対局(囲碁で試合をすること)をしてもらうと、

本当に、皆が楽しんでくれました。
中にはものすごく悔しがる子もいましたが、
様々な学びの場を用意できたことをとてもうれしく思いました。
普段の授業ではなかなか見れない生徒たちの
様々な表情が見れて、とても私自身も楽しむことができました。
休み時間にも多くの生徒が囲碁をしてくれ「これで囲碁の人口が増えたらいいな。。。」と、心の中で思っておりました。

対局を終え、囲碁の難しさを各々経験してもらった上で、
近年のAIと囲碁世界チャンピオンの対局について紹介し、
もう一つのテーマであるAIについての話へと進みます。
ここで一番伝えたかったことはAIとどう向き合っていくのか、どう利用するのか、どうやって人間と共存するのか
ということでした。
近年目覚ましい成長を遂げている分野ですので、その成功例や、まだまだ未熟なところも併せて紹介し、
生徒たち自身にも考えてもらうよう様々なAIの活用について触れ、授業を終えました。
最後に(こちらは失敗例となりますが笑)ChatGPTにKOMABAの総合学習は何ですか?と聞いた時のChatGPTの解答を紹介します。
KOMABAの総合学習とは、東京大学駒場キャンパスにおいて、専門分野だけでなく幅広い分野の知識を身につけるための教育プログラムのことを指します。具体的には、学生が主体となって様々な分野の講義やワークショップ、フィールドワークなどを受講し、学際的な視点を養い、多角的な思考力や問題解決能力を身につけることを目的としています。
総合学習は、例えば、哲学・人文科学・社会科学・自然科学・工学・芸術・スポーツ・語学など、多岐にわたる分野をカバーしています。また、総合学習は、学部や学科を超えた学生同士の交流や協働を促すことも特徴の一つです。KOMABAの総合学習は、東京大学全体の教育改革の一環として取り組まれており、将来的には、他のキャンパスでも展開される予定です。
なかなか斬新な解答でした。。。笑
来年、再来年にはChatGPTにも認知してもらえるよう、KOMABAの総合学習に引き続き力を入れていきたいと思います!!
また機会があれば同様のテーマで他の学年の子たちにも実施できればと思います!!!
参加してくれた中学1年生のみなさん、ありがとうございました!
依藤