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「私の学習歴第20回」

こんにちは、かまたです。
さて、「学習歴」の更新です!
*長期連載企画「私の学習歴」について、詳しくはコチラ

学習歴ってなんだろう?きっと「何かから何かを学習した」経験のことだろう。
このときに考えました。わたしはいつから「学習」をするようになったのだろう?
何を書こうかなと悩みましたが、わたしが「学習」つまり、「学ぶこと」を学んだ小学生のときの体験について書こうと思います。

 

◆◆◆私の学習歴~学ぶ、を学んだ思い出~◆◆◆

小学校の頃から、学校や習い事へ行くとき我が家はいつもバスか、歩きか、自転車でした。
他の子は車で送り迎えをしてもらっています。
急勾配の坂が何個もあるので自転車も大変だし、田舎出身なのでバスも本数が少なく、何十分も待って乗り換えたりしなければいけません。
家に車はあるし、母も時間に余裕がありそうなのに送り迎えがしてもらえない。

姉とわたしはいつも文句を言い
「ママはサボってるんだ。他の家の子はいいな」なんて言っていたりしました。
しかし今思えば、送り迎えの子たちは経験しなかったことを姉とわたしはたくさん経験することができました。
まずは自転車をこいだり歩いたりする分、体力や忍耐力がつきます。
ときには別の道を試してみたり、街の木や花を楽しんだり小川で魚を眺めたり、外で遊ぶ時間もたくさんありました。
頭もたくさん働かせます。

 

学校のあとの習い事に間に合うようにバスの乗り継ぎ時間を計算したり、
違うバスで近くまで行けないかな、と時刻表をいろいろ眺めたりします。
バス代分のお金をもらっているため、バスに乗るはずの道を歩いて、代わりに駄菓子屋さんでお菓子を買い食いして楽しむこともありました。

家族ぐるみで仲がいいお家に一人で立ち寄って、大人に混ざってお菓子やお茶を楽しんだりも日常茶飯事でした。
待ち時間が長い間、時間を潰す本屋さんを決めて片っ端から立ち読みし、小学校のころから難しそうな本もたくさん読みました。

すると、特に勉強しなくても高校の現国は学年で1位をとれるほど国語に強く育つことができました。
両親がくれた「環境、きっかけ」から、小学生のわたしは
「臨機応変に考えたりなんとかする力」
「どんな状況でもプラスにする力、そこから学びを得る力」
を学んだのだと思います。

 

その結果大学生、社会人になっても、いろんな経験をして、たくさんのことを学ぶことができました。
シンガポールに来る前は、一人で三味線という楽器を持って世界中でお仕事することもできました。
みなさんは、今どんなことから、なにを「学んで」いますか?

「学ぶ」ことは楽しいことです。
たくさんのことを自分で「学ぶ」、楽しい毎日をみなさんが送ることを願っています。