20代の頃はいろんな仕事を経験をした石川です。
一見関係のないようなその経験が今につながっている・・・そう思うことが多々あります。
(当時はこれが役立つ!なんてこれっぽっちも思っていませんでしたが。だって生きることで精一杯・・・)
で、どうしてこんな書き出しか、と言いますと「漢字」です。
過去の経験が現在の漢字指導に役立っているなぁ、あぁあの時やっててよかったなぁ、と思うのです。
その経験とは・・・
※私に書き方を教えてくれた当時のI店長のFacebookから勝手に転載しております。I店長、今度仙台に帰ることができたら飲みに行きます。
そう、居酒屋のメニュー書きです!
筆ペンを使い「こうやって書くともっと美味しそうだよ」「こうやって書けばもっと料理の特徴を掴んでいるよ」と指導を頂き、メニューを書かせてもらいました。毎日のように。
これがやり始めると、とにかく楽しい!
特にやはり象形文字ですよね。
読み手も想像してくれるから、崩しようがたくさんあって、遊べる範囲が本当に広い!
ちなみにこちらは私が今年の正月に書いた「丑」↓
毎回ではなくても、時々このような遊びを入れながら漢字を学習すると、子どもたちももっと楽しんでくれます。
で、先日の小学2年生の授業。
低学年はインター生や現地校生が多い現在の小2国語クラスにおいて、漢字学習は授業の大きな山場です。
だって難しいもの。
だってつまらないもの。
そんな心の声が教室を覆いつくします。
その日の新出漢字は「家」。
画数=10画
小1で10画を超えるのは「校」と「森」のみ。
難関です。
勝手に練習させておくと左に右に「棒」が増えていきゲジゲジみたいになります。
そこで一通り練習した後出したお題がこちら。
「どんな家に住んでみたいか『家』という漢字で表現する大会ー!」
生徒たちはなんだかよく分からないけどおもしろそうだ、よしがんばるぞ!という具合に真剣に書き順を覚え、丁寧にホワイトボードに書いてくれました。
その作品がこちら。
ペンで書いているので太さで遊びべませんが、いろんな家がありますよね。
うん、気持ちが伝わる作品、あるぞ!
時々こういう刺激を通して、子どもたちが自分自身で漢字学習を楽しめればこちらもハッピーですね。
低学年をお持ちの保護者様、是非ご自宅でも『○』大会を開催してみてください!
石川
追記 この翌週は「心のこもった『心』大会を開催しました。